第9話
入学式が終わって大体一ヶ月経っただろうか。
相変わらず俺はモブのままだ。
まあそんな事より後一週間でゴールデンウィークに入る。
よっしゃぁぁっ!楽しみだぜ!
だがこの時の俺は知らなかった。
ゴールデンウィークが最悪の日になるという事を...
ーーーーーーー
「これで授業を終わるぞー。」
教科担当の先生の終わりの挨拶が聞こえた。
よっじゃあ! やったね!
ザワザワザワ
ああもう、うるさい!
因みに皆は何故浮かれてるかと言うと、明日からゴールデンウィークがあるからだ。
皆ゴールデンウィーク何して遊ぶか決めていた。
俺も誰かと一度でも良いから遊んで見たいなぁと思いながら帰りの支度をした。
支度完了!
よし!俺も早く帰ろう!
タッタッタッ
軽やかな足取りでいつもの道を駆けていく。
ドスン!
「いてててて、大丈夫ですか?って櫛田さん!?」
「ごめんなさい伊吹君、私急いでるので早く行かなきゃいけないの、本当にごめんね。」
と言って櫛田さんは何処かへ向かって行った。
俺は立とうとしたけどあるノートが目に止まった。
『伊吹君ノート〜私との愛の結晶計画』
...なんだこれ?
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