第11話☆【信じてくれたひとりの人】


17歳の時でした


その日はいつものゾワっとする気配もなく

夜中にいきなり誰かに肩を掴まれ起こされた、そこにいたのは五歳くらいの男の子


激しく泣いている男の子


怖い…もちろん怖いのだが


声をかける


どうしたの?お名前は?


泣きながら五歳であること、名前は「ミツル君」ということがわかる


「あのね、だれもぼくにおもちゃとかおかしとかくれないの」

泣き続けるのです




「みんな、あなたのこと忘れてしまった訳じやないよ、大丈夫だからね、きっとおもちゃ持ってきてくれるよ」必死に話しかける


しばらくすると、すぅっと消えていきました、住所は○○市だと言ってたし名前もわかる

本当に、探して上げようかと思ったくらいである

でも、亡くなって何年経ったのかもわからないし、私に何が出来るのかもわからないのであきらめた


心のなかで「ミツル君が会いたがっていますお墓に行ってあげて、大好きなおかしとおもちゃのロボット持って」と祈り続けた。




その後

友達にその話をしたら

遠い親戚に「霊媒師」さんがいるということでお会いすることになった。


お会いした「霊媒師」さんは予想とは真逆のブティック経営などをしてそうな素敵なマダム



開口一番

「あなたには私と同じ霊媒師になる素質がある」

((( ;゚Д゚)))ぎゃーである



今まで経験したことを、ほぼすべて話した



「あなたの心が美しいのよ、まるで慈母のようにね、だから近寄ってくるの」


幽霊って言っても、ほとんどが自分が死んだことに気付いてなかったり、寂しくて慰めてほしいってことが多いのだとか


「あなたには霊媒師の素質があるって言ったけど、なってほしくないの、何故なら普通の幸せは望めないから」


「私は美容師をしてたけど、お客様の髪の毛に触れただけでいろんなものが見えてくるの」

「学生時代はテストの答えも全て分かるから、わざと間違えたりしてね」

「結婚もしてたけど、色々見えるから上手くいかないの」

「娘にはこの能力がなくてスゴく安心したのよ」


たくさんお話をしてもらった。





これから気をつけるべきことを教えてもらう


※心霊スポットに絶対行かないこと


※盛り塩、塩を持ち歩くこと禁止

(悪霊以外は逆効果)


※金縛りや、霊の存在に気づいた時は余裕があれば話を聞いてあげること、その上で何もしてあげられないことを優しく伝えること


※どうしても帰ってくれない時は、少しきつく「帰りなさい」と言ってもいい





その後も色々と体験はしました、ちゃんと対処できるようにはなりましたが、恐くないわけではありません


実は、ここ

2、3日

ゾワっとするので

電気付けたまま寝ております

電気代もったいないし(笑)


今回で一旦体験談は終了します


夏の蒸し暑い夜に復活するかもです




それにしても【慈母】って(笑)

北斗の拳…慈母…ユリア…(オタクの血が騒ぐ)


ということは


あいる=ユリアじゃないのか?


そんなわけない(爆)


失礼しましたm(。_。)m





でも最後に言われた言葉が一番怖かった

「八個の目はいちばん良くない、邪悪な感じがする」



なんだとか……ですよね~やっぱりね~



【完】







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