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雨が降っています。夜なのに何故判るかって。
街灯かりです。大粒の雨粒が、まるでマンガの線の様に、斜交いに線を入れています。
私も背景の一部に成れる気がして、窓を開けてベランダに出ました。
すぅ~、はぁ~、草の香り、土の香り、排ガスの香り、心地いい。
ぴっかっと赤紫で描かれる幾何学模様、遅れて届く重低音。
これが私に見えている世界。
人に見えている世界。
皆同じ世界を見ていると思い込んで入る、愚か者達の世界。
目を覚ませ、目を凝らせ、想いを巡らせ。
同じ世界を見ているとは限らないのだ。
みたいなぁ~。
追記
twitterを拝見させて頂いておりました。
体調が優れないご様子でした。
お気になさらず。
作者からの返信
パパスリアさん、ありがとうございます。
返信が遅くなってしまいすみません!!返信していなかった事に今さら気付きました…。゚(゚´ω`゚)゚。
いつもながら素敵な詩のお返事ありがとうございます。
どことなく、独白のような話口調のような言葉の連なりがまた雰囲気を彩っていて良いですね。
感情が乗った語りの勢いすら感じます。
稲妻が混沌としたものを切り裂く光に見えるというのは考えたことがなかったです。とても新鮮でした。
作者からの返信
柊さん、ありがとうございます。
雷の、稲妻の強さというか凄みというか…そういったものに現在を切り裂いてほしかったのかな。。
なんて今は感じます。