第4話 はるかとせり
「続いて、ふたり目だ」
「また俺がやるのか?親父」
「お前がやらなくてどうする」
たく・・・
えーっと、この子は・・・
「やすひこくん、私が考えてあげようか?」
ひまわりが、口をはさむ。
「だまっとれ」
「お姉さん、怒るよ」
「後で、聞く」
えーと、この子は、はるかにしよう。
はるかと・・・
「やすひこさま。お初にお目にかかります。
私目に、はるかという、もったいない名前を付けていただき、
ありがとうございます」
「あっ、どうも・・・」
随分と、礼儀正しくなったな・・・
三つ指ついている。
「この名前に恥じぬよう、精進いたします。
そして、私がやすひこさまを、お守りします」
随分堅苦しい子になったな・・・
「やすひこくん」
「どうした?ひまわり」
「3人目行ってみよう」
わかってますよ・・・
3人目はこの子か・・・
えーと、
「やすひこくん、適当に決めたら、お姉さん怒るよ」
「せめて、叱ってくれ」
「うん。叱る。めっ」
せりにしよう。
競り勝つようにと・・・
せり・・・入力完了。
「あっ、お兄ちゃんだ?」
「お兄ちゃん?」
一応俺の方が年下なんだが・・・
立場の上では・・・
「ねーねー、、お兄ちゃん、きいてきいて」
「ああ」
「せりね。お兄ちゃんのために、がんばるんだ」
「ありがと」
今度は、ロリータになった・・・
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