応援コメント

第14話 ストーリー限界説」への応援コメント

  • ボーイミーツボーイ……実は多いですよ。
    いわゆる『ブロマンス』系やミステリーバディものなど。
    シャーロックホームズや東野圭吾さんのガリレオシリーズなど。チーム・バチスタの栄光もそうですし。
    ドラマの相棒もそうですね。
    トールキンの、ホビットやロードオブザリング、戦争・歴史ものも男同士が殆どです。
    ミステリーバディものは、主題が男同士の関係性ではないので、ボーイミーツボーイとは厳密には違うかもしれませんが、どのみち出会って一緒に事件を解決するうちに友情を育みますしね。
    男同士のストーリーって、むしろ当たり前すぎてそのストーリーが『ボーイミーツボーイです』とは言わないんだと思いますよ。

    伝承されたものが似通ったものになるのは確かにですね。口で伝えるので形が変わるのは自然なことですし。
    結局みんな、分かりやすい話に端折られ、変形され、集約される。または、無理やり形を変えさせられて、民衆が好む話に書き換えられてしまう。政治利用された事も。

    人の好み自体が、人種や時代を問わずきっと変わっていないのでしょうね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    ブロマンスという言葉は初めて聞きました。ジャンルとしてもそういうものがあるんですね。シャーロックホームズも確かにホームズとワトソンの2人組です。言われてみればボーイミーツボーイ と意識しなかっただけでそういう作品も世の中にはたくさんありそうです。戦争ものだって基本的には男組織のものだし掘り下げていけばいろいろ出そう。
    かなりいろいろな作品に対し造形が深い方のようにお見受けします。いろいろご指摘ありがとうございます。

     伝承される物語というのは コメントいただいた通り長い年月の中で伝言ゲームのように内容が変わって行くことも多いと思います。政治上、意図的であることもあるかもですね。またグリム童話のように子供が読むにあたって適切でない表現が改変されたりする例もあったり、そんな中で無難な流れのストーリー(勧善懲悪、ハッピーエンドなど)に修正されていき、既存の似たような話に収斂されていくことは多いんだと思います。

  • こんばんは。

    音楽に関しては理論上有限ではあっても天文学的数字になります。
    音符の組み合わせが、ですが。
    これがコード進行になると途端に数が減り似通ってくるので、限界説が囁かれる訳です。
    そして作曲者は過去耳にした印象的な曲に引っ張られ、あれ?どこかで聴いた事あるなあ、と言った曲を作ってしまいます。
    なので、限界だとなるのです。

    これが小説などのストーリーならば無限にあるはずですが、人の考える事に限界があって、あれも似ている、これも似ている、に繋がっているのかと思います。
    そもそも音符の様な記号が無いので、組み合わせを考慮する必要も無いはずですが、知らない事、経験のない事、認知の範囲外の事などは物語に転化出来ない訳で、結果人の経験の範囲内、知識の範囲内に留まるが故に似通った話になるのかと。

    もし仮に世の中の誰も経験した事が無い事象や知識を得たならば、新たなストーリーが生まれるやもしれません。

    とは言えそれが支持されるか否かは不明です。
    誰も共感出来ない可能性があるからですね。

    つまり、共感を得る話とは人が共通して得た体験に基づくものなのかと。
    それが故に同じ様などこかで見た話が、ちょっとだけ時代に合わせて出てくると考える事も出来そうです。

    あ、ガールミーツガールは結構需要あるみたいですよ。
    昨今百合系の作品をよく目にするので。

    作者からの返信

     コメントありがとうございます。一般の人の経験や知識の範囲内で構築されるもの(創作物)というと、やはり共通したものが必然的に多くなってそれが似たようなものになってしまうんでしょうね。
     自分自身が全く経験したことのない事象についてすぐに共感できるとかどうか、ということについては確かに、どうなんだろう?という疑問は感じます。
     今は技術の進歩や生活の変化などが目まぐるしく、昔ではなかったものが今では当たり前のように存在するものも多く(例えばスマホ、インターネットなど)そういう変化に伴って、多くの人に新しく共通認識される事柄が増えてくると、構築される創作物パターンっていうのも増えていくのかもしれません。
    ガールミーツガールはあるんですね。なるほど百合系なら多そうです。割と最近、メジャーな作品にもそういう系統のものも目にします。

    編集済