メリークリスマス1

 ケーキを食べ終わった後は皆で後片付けをした。飾りはまだ見ていたいと皆が言ったので飾りはそのまま。


 それから皆で風呂に入った。(全員水着で)


 風呂からあがると、皆で色んな事を話した。

 主に俺の事を。


 小さい頃はどんなんだったとか。ここに来て一番楽しかった事はとか。

 まぁ、とにかくいっぱい聞かれた。


 そんなこんなしていると時間はあっという間に過ぎていった。


「それじゃあ、明日もあるし、そろそろ寝ようか」


「もう、終わりですか。何だか、寂しいですね」

「うん。もっと話聞きたかった」

「お兄ちゃん、またお話してね」

「ああ!いつでもしてあげるよ」


 そう言って3人はシアちゃんの部屋へ戻っていった。


 そして、布団を持って、リビングへ戻ってきた。


「どうしたの?」


「今日はえーじと一緒に、寝たい」

「いいでしょ。お兄ちゃん」

「お願いします!英二さん」


「いいよ。皆で寝よう」


 ◼◼◼

 ん?なんか物音が。

 暗い目を開けて見ると、誰かがいる。

 横を確認すると、3人しっかりいる。

 じゃあ、誰が..


 皆を起こさないようにゆっくりと立ち上がり、物音の方へ歩いている。


 月明かりが窓から差し込んだ。その明かりで見えてきたのは金髪のツインテール。


「ロリ神様?」

「ひゃっ!......って英二さんですか」


「何してるんですか?ロリ神様。不法侵入ですよ」

「し、失礼ですね!私は仕事をしているんです」

「仕事、ですか。そんな格好で?」


 よく見ると、ロリ神様はサンタの格好をしているのだが....


 カリンちゃんのよりも際どく、スカートの丈もかなり短く、上なんてほぼ水着みたいなものだ。


「仕方ないんです!上からこれで行けって言われて。断れる訳ないじゃないですか!」


 それは御愁傷様です。


 てか、ロリ神様の上っているんだ。

 ロリ最高神とか?


「英二さん。今くだらない事考えてますよね」

「い、いえ。そんな事ありません。それで仕事っていうのはやっぱりプレゼントですか?」


「はい。なので、早く寝てください」

「..分かりました。では」


「あっ、あと、朝あの子たちが気づいたら、いい感じで言っておいてください」

「大変ですね。ロリ神様」

「ええ。本当に」


 俺はロリ神様に近づき、頭を撫でた。


「偉いですね。ロリ神様は」

「な、な、何ですか!急に」

「いや、頑張ってるロリ神様を癒そうと..」

「そ、そういうのは、いいです!ていうか早く寝てください!」


「わ、分かりましたよ。..それじゃあ、おやすみなさい」


 俺はリビングへと戻っていった。



「ホント、好きになっちゃうじゃないですか」



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