第5話夢の都市

気球がそらをただよっている。

あるきつづけているうち、猫と少女は、いつのまにか都市に迷い込んでいた。


そういえば、地図も案内もなにもよういせずにきてしまった、ここらでちょうたつしなくてはならない。少女は図書館を探すことにした。空には、パステルカラーの気球や風船が、たくさん浮かぶ・・・。


道案内をみると、小さい図書館が、ひとつあるようだ。地下にあるみたい・・・。

この街には人気がない。それなのに活気がある・・・。


入り口をくぐって、らせんの階段をおりる。

扉があって、金色のプレートがついている。錬金術、秘術、黒魔術、鉱物学、分類学、百科全書・・・プレートに、それぞれ彫り込まれている・・・。

少女は、ひとつの扉のまえでたちどまった。


薬草学


そうでている。その、ぼろぼろの木でできた扉をくぐった・・・。

内部は、薄暗い。なにかのほのかな光が、どこからかさしている・・・。

書棚には、それらしく分類された図書がならんでいる。棚は、暗い奥へ奥へと、ずっとならんでようすいる。

あるコーナーをみつけた。


治療法


そうかいてある・・・。すべてのやまいを癒す植物について、なにか書かれているはずだ。たどりつく道筋を探さないと。

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