うどん屋の弟子
【夢を見ました】
古いビルの端っこに、私と娘が住んでいる家があった。
本当は、ずっとそこに住んでいたかったけど、引っ越した。
いつも行っているうどん屋さんが「臨時休業するけど声をかけてくれたら弟子が開けるよ」と言う。
店に行ってみるとシャッターが下りている。近づいて見るとシャッターは半透明ですっと通り抜けることができた。
中では、弟子が一人で慌ただしく仕込みをしている。
きつねうどんを注文してみたら、すばやく持ってきてくれた。
弟子にはこだわりのメニューがあるそうで、それも注文してほしがっている。笹かまぼこと大根を鰹だしで煮たもの。
でも、一時間かかるそうです。待ってられないわ。
店から外に出ると、大勢の人がリュックや大荷物を抱えて急いで一斉に避難している様子である。
何だかわからないけど私もその流れにのって行くと、ぴぃーっと呼笛が響き渡り、全員一斉に休憩時間になった。
よくわからないまま草の上に座っていると、知らないおじさんが話しかけてきた。
うどん屋の弟子が煮た笹かまぼこを皿にのせ「これが一番美味しいんや」と言いながら私に分けてくれた。
人の流れは、以前住んでいた古いビルの前まで来た。
行く手に大きな駐車場がある。鉄の柵が複雑に組まれ、ジャングルジムのようになっている。
私はその中をくぐり抜けようとしているが、複雑で狭くなっている場所もあり、太ったら通れないと思った。
駐車場は複雑極まりないのに、屋根がない。
この構造には何の意味があるのだろう。
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