後半のインパクトが凄いので、お奨めして良いの迷いましたが★一遍の小説でありながら価値観が一辺に一変するような物語です。『一片』という言葉をどうやって使おうかと思ってましたが、怒られそうなので、これにて失礼します。心臓の弱い方とか、残酷なシーンの苦手な方は、ご注意下さい。
社会にはいくつかの段階があります。でも、そのすべての段階で、何物にも代えがたい、【一番大事なもの】を教えてくれる物語だと思います。
馬鹿もやるときはやるのです。馬鹿ならではの思いがありますね。文章が上手く、読みやすいです。1話なので気軽に読めます。
この中には馬鹿と言われる人たちがたくさん出てきます。その中で。本当に馬鹿なのは、果たして誰でしょうか?きっと。最初に読んで予想した人ではなくなるでしょうね。そしてきっと読み終わった時には『馬鹿』の意味も変わる事でしょう。深い。