夕陽を恋えて
Rin
第1話 ちょっと、不思議な地元の古本屋
僕は、今日も机に向かいあい
真面目に勉強をしている。
でも、勉強ではない。
僕は今、小説を書いている。
本格的に始めたのは高校生の時だった。
学校帰りに立ち寄った古本屋から僕の
プロローグが始まった。
奇妙な看板に目を止めた。
看板には「魔法のBOOK見つかります」と
書いてあった。
中にはいみると、お客さんは誰一人いなか
った。経営している人は、70歳きらいのマ
ダムっぽい人で、スレンダーボディだ。当
たりを見渡してみると、綺麗なお店ではな
いが、昭和みたいな感じで、昭和のよいな
匂いと、レトロ感が最高だ。
でも、初めて入った気がしないのだ。
すごい不思議な感じ……。
二階に上がってみると、本棚かいっぱい並
んであった。
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