第115話 面談、
翌日ギルドを訪れると、4つのパーティーが依頼を受けてくれている。
「おはようございます。今回依頼を出したE ランク冒険者のクーヤンです。」
「灼眼の華のリーダーミシナよ。」
「邪眼の牙のリーダーハリーだ。」
「緑の羽ヤイバだ」
「Eランク冒険者パダックだ。」
「灼眼の華は四名、邪眼の牙は四名、パダックは一人で良かったですか?」
「そうよ。」
「そうだ。」
「はい。」
「解体は2ヶ所あるので2つのパーティーを雇いたいのですが、パダックを入れても良いパーティーはありますか?」
やはり手を差しのべるパーティーはないか。パダックの表情も暗くなっている。
「パダックさんは庭で狼の解体で良ければ雇いますが、どうしますか?」
「それでお願いします。」
「解りました。残りは2つのパーティーですが、1つは緑の羽で、もう1つは先に来たのはどちらですか?」
「俺達だ。」
「それでは邪眼の牙にお願いします。」
「私達も庭でもいいので雇って貰えませんか?」
「さすがに狼の数は少ないので無理です。」
「そうですか・・」
「もし良ければ、僕と一緒に討伐に行きますか?報酬はそちらで、素材は僕が貰う条件になりますが!2銀貨ぐらいなら稼げますよ。」
「お願いします。」
「一時間後に門の出たところで待ち合わせましょう。」
「はい。」
緑の羽と邪眼の牙とパダックを連れて解体所に案内して、ミャンスにマジックバッグを渡して、解体終えたら次のを出して貰う。見張りとして影虎と赤目を置いてモロに乗って待ち合わせ場所に向かうとすでに灼眼の華がいる。
「すいません。お待たせしました。」
「いえ。私達も今きたところです。改めて、Fランク冒険者ミシナです。」
「Fランク冒険者ニャンスにゃん」
「Fランク冒険者ハイズだ」
「Fランク冒険者ミナッタ」
「Eランク冒険者クーヤンです。今からゴブリンの討伐に行きますので、討伐部位の右耳と魔石を集めてください。 」
近くの森に入り、スマホ検索でゴブリンを次々と狩って行く事三時間すでに50匹以上は討伐している。
「少し休憩しましょう。」
「ハァハァハァ、クーヤン君なんで疲れてないの?」
「ハァハァハァ、おかしいにゃ・ハァ・ん。」
「前に助けたパーティーにも言われた事あるけど、冒険者になるなら最低限の体力はつけるべきだと思うよ。」
「それでも、ハァ・・三時間戦いっぱなしで息切れ・・しないのおかしい。」
少し休憩を行った後、ギルドへ向かいながら更に10匹程追加で討伐を行った。
異世界放浪記(転生偏) クーヤン @nobn
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