第20話 大事なこと
依頼のやり取りが終え、他のメンバーと合流して買い物に行く。盗賊相手だと、毒消し草が必要なのと、弓矢対策だ。
毒消し草は数種類用意をして、弓矢対策は形が丸くなっている盾を用意する。
翌日、待ち合わせより早めに行くとすでに商人は準備を終えて出発の準備を終えていた。
「おはようござます。遅くなりました。」
「おはようござます。いえいえ、我々の準備が早めにすんだだけですのでお気になさらず。」
さすが商人出発前にはすでに用意が出来ている。
「すいませんが、今回Cランクパーティーのツインドラゴンとの合同で護衛をお願いします。」
やはりD ランクだと不安もあったのだろう。契約後、別にC ランクを雇っていたようだ。
「解りました。報酬の件は?」
「契約後、こちらの都合で雇いましたので、報酬はそのままで構いませんが、それ以外のものは申し訳ありませんが双方で話し合いをお願いします。もうじきこられると思いますので!」
相手次第ではめんどくさい所だけど、ある程度は商人が話しているためもめることも少ないだろう。話が終わった数分後にツインドラゴンがやってきた。
「待たせたようだな。」
「まだ、出発時間ではないのでお気になさらずに、」
「初めまして、D ランク冒険者のリーリンです。今回はよろしくお願いします。」
「こちらこそよろしくお願いします。C ランク冒険者のツインドラゴンのドラです。」
「私はゴンです。よろしくお願いします。」
お互いに自己紹介をおこない役割や報酬の話をする。
「我々が、斥候を行いますので、商隊の警護をお願いします。」
「了解!」
「後は、道中でた利益に関しては半々でおこないたいと思うのですが?」
「それでいいわ。」
「話が纏まったみたいなので出発してもよろしいでしょうか!?」
話を終えるのを待っていてくれたようだ。こちらが問題ない事を伝えると、号令とともに出発をする。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます