カレンのヤンデレ日記

カレンの部屋に時々遊びに来るようになった。

だいぶ恋人らしいけれど、一応ある程度の自粛はしている。


<元ヤンあるあるサイトによると>


やたら車にお金をかける(内装 外装も含めて)

早期結婚に憧れる

就職先は地元(実家暮らし)

地元の中学仲間(先輩 後輩)つながりが深い

歩くとき 外股 肩幅を広げて歩く



「先生ってこれ、かなり当てはまってるよね」


「何、そのサイト?」


「元ヤン、あるあるサイト」


「なんだそれ?」


「あるあるサイトって結構流行ってるんだよね」


「でも、基本地元中学つながりは今は、ほぼないな」


「なんで?」


「教師になるためつながりは切ったんだよ。名門女子高への就職への道は険しいんだ」


「だからぼっちなんだ? でも、イケメン4(イケフォー)が舎弟だからやっぱりヤンキー体質って抜けないよね」


「あいつらよくわかんない奴らだよな。強くなるために武道始めたらしいけどな」


ちょっと下に行ってくるね。取りに行くものがあったんだ。

カレンが席を立った時―――


カレンの部屋で日記をみつけた。

なにやら 文章が書いてある。

日記だから文章が書いてあって当然だが。


なになに……? ちょっとのぞいてみる。



先生が 職員室で知らない女と仲良くしていた。

ちょっとムカついた。

私以外の女と会おうとしているなんて許せない。

名刺なんか受け取って!!



日記というよりはストーカーメモ? 愚痴のはけ口ノートか?


もしかして……大学時代の同級生の美女との密会に感づいていたのか?

結局、何もなかったけれど。



壁に耳あり障子に目あり……怖い怖い。


今日は先生の洋服を抱きしめてみた。

すりすりしていたら、なぜか興奮した。


これは……変態記録か?

これ、日記に残す必要があるのか?



カレンはおそろしく変態だと……改めて認識する。

俺は変態に愛されてしまったようだ。。


花火大会の時の話もあるではないか。


先生との野外プレイは最高だった。← プレイではないが……

先生の音に興奮した。← やはり変だ……


先生のことがもっと好きになった。

先生は私のものだ。


一見、文章は短くメモ書きのようで、小学生の日記のようだが――

中身はとんでもなく変態極まりない……。


あきれてものも言えないが、愛されているらしい。


でも、これで俺が別な女と何かした場合

殺されかねない雰囲気だな。くわばらくわばら……

でも俺は浮気はしない。一途だからな。


恐怖の日記は見なかったことにして、しまっておこう。


「せんせ」


カレンが戻ってきたようだ。


「大好き」


後ろから抱きしめる。

こんな美少女になぜか愛されてしまったが、カレンが美少女でよかった。

美少女じゃなかったら―――


いや、カレンがどんなブスでも俺はカレンの心が好きだからな。

愛していたと思うぞ。



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