元カノの悩み

「依存症の定義はわからないけど 病的にやりたいんだよね。愛情を感じたいだけなんだけど。幻滅させちゃってごめん」


「とりあえず、自分でやればいいんじゃないか?」


俺はアドバイスしてみることにした。


「恥ずかしい……。でも、具体的なアドバイスだよね」


のどかは照れた。


「自分でやるのには抵抗があって誰か相手を探していたの」


カレンなんかはプロだからな。あいつの行動は参考になる。

他人に迷惑かけてるわけじゃないし。


「基本、人を傷つけないし、迷惑かけないし、自分で欲求不満を解決する方法なら、かまわねーだろ?」


「教師的な的確なアドバイスありがとう。自分でやるのは抵抗があるんだよね」


「まぁ。そうだよな。近くにできたオトナの100円ショップにいくとアドバイザーがいるし、グッズも何気にあるぞ」


「あの店怪しいお店だったの?」


「至って普通の店だが オタク店員には気を付けろよ」


「あとマジで愛してくれる人を見つけたら、満たされると思うぞ」


元彼女に何をアドバイスしてるんだろ?


そんな会話をしていたら ケーキが届いた。


「ほのかがお手伝いしたの」


なんともほのぼの ほのかちゃん。

子供がいるだけで 気持ちがあたたかくなる。

ほのかには汚れてほしくない保護者面の自分がいた。娘がいたらそんな気持ちになるよな。

カレンとかわいい子供に囲まれた生活 悪くない。最高じゃないか。


ユーキはマジで惚れているなら

セックス依存症を愛で包むくらいの包容力が求められるな。

普通の恋愛以上に大変かもしれないな。

少し同情をしたが、海道は 面倒なことは嫌いだし遊び好きな男だから……。

長い目でみたら、ユーキのほうがのどかには合っているな。


意外とオトタクみたいな男は 受け入れてくれそうだが 、キモオタはのどかも生理的に受け付けないよな。依存症ならありなんだろうか?


ケーキが並べられたテーブルの前で

俺はあれこれ思いを馳せるのであった。


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