ブスの王女とさわやかな下僕

オトキョンは、兄のせいで精神的にぼろぼろ。

その性格の凶暴性が増して、学校にも自宅にも居場所がなくなった。

ブスだがプライドの高い彼女は、イケ4の沢屋君に連絡を取った。


気高いオトキョンは、あまり自分から行動する方ではないのだが

優しくさわやかな沢屋くんなら、話し相手くらいにはなるだろうと思ったのだ。


恭介先生のことは好きだけど、あんなことがあったらアプローチもできない。


沢屋君は、電話で話すと意外と面白く話が合うイケメンだった。

沢屋君を自宅に呼ぶことにした。

両親は仕事で帰宅が遅い。


学校でもハブられて自宅でも気まずくて……

沢屋君しかオトキョンにはいないのだった。


沢屋君はオトキョンに対して優しかった。

事件のことを知っていても、それでも優しさは変わらない。


面白い話をしてくれるので、久々に少し笑った。


オトキョンはストレスの渦の中にいた。


「沢屋くん、私と付き合いたいっていってたよね?」


「うん……」


「じゃあ、私の足を舐めなさい。そうしたら、付き合ってあげる」


ブスの女王は、さわやかイケメンに命令した。


沢屋くんは……

無言で素足のオトキョンの足を舐める。

あらゆる角度から丁寧に。

それは、エロスを感じる舐め方で……

彼女のことが本当に好きな優しい男の子なのだった。

彼女を癒したいという一心なのだった。


普通、こんなにさわやかで育ちのいいイケメンを彼氏にすること自体大変なのに……。


足を舐めるという条件付きで彼氏というか……下僕にするオトキョンは、ただモノではない。


女王体質は、生まれつきなのかもしれない。


そして、あらゆるところを沢屋にマッサージさせる。


さわやかイケメンは彼女の言うことを嫌だと思わない。


ブスの女王は不気味に笑うのだ。

私に、ひれ伏しなさいと……。


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