俺の部屋にて 美少女と床ドン展開

俺の教え子で同居をしているカレンが部屋に入ってきた。

一応、グラビアとか……は隠しておいた。


「卒アルどこ~?」


美少女は、暇人で好奇心旺盛だ。

俺の高校時代の彼女を見てみたいらしい。


「たしかここにあったような」


俺が一生懸命探していると―――。

カレンは本棚に向かって背伸びをする。

高いところにしまってある卒アルに手を伸ばした。


彼女は背が低い。

なかなか届かない。

彼女の足がカクン、となって転んでしまう。


傍にいた俺が必死で抑える。


「大丈夫か?」


なんだ? 見つめあってるじゃないか?この展開……。

俺の左腕で美少女カレンを支える。

彼女は無防備に俺の腕の中にいる。

離れろ……。おかしな空気にならないうちに。

俺は心の中で叫ぶ。


しかし、彼女は離れるどころか俺の腕に体重をかけて、そのまま倒れこんだ。

左腕で支えられない。

カレンは倒れた。

俺も一緒に転んでしまう。

気づいたら彼女が下に、俺が上になって床ドンしていた。


なんだ、この展開。

この態勢を見られたら、絶対俺がカレンを襲ったと誤解されてしまう。

確実に、俺、仕事、クビだ。

普通そう思うだろ。でも、これは不可抗力で……。


彼女は瞳を閉じた。

なんだ?? 受け入れるという体制か??


俺は一瞬、がんがえた。

このまま―――??

いやまて、それはまずいだろ。

まだカレンは17歳なんだから。



「ごめん、転んじまって。今アルバムさがすから」


「私はこのままなにかされても文句言わないんだけどな」


「あのな……」


俺の理性の勝利だった。態勢を元に戻して、俺は立ち上がった。


「先生、さっき期待しなかった? いやらしいんだから」


「思ってない、思ってない」


俺、全力否定。

この娘、心が読めるのか??


俺は一瞬焦った。


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