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「勝算はあるの あつしとすずでも10万の軍は厳しいでしょ こっちはすずの人気で士気が高いと言っても たったの2千なんでしょ」


魔族は10万の軍に 最強国家の魔王が率いる最強の軍団も到着していた


すずなら勝てそうな感じもするんだけどね


・・・


「俺とすずが2人で行くことにするよ」


「レアも戦うにゃん」


「ティアも戦います」


「もちろん 私もね」


「ふふふ 敵が魔族でも 私は皆の味方だからね」


「いや 皆には ここに残ってもらうよ まあ すぐに戻ってくるから 魔王を攫ってね」


「ふっふっ 面白そうね」


「ソロモンを攫うのね ふふふ 話が出来ていいわね」


「まったく そんなことしたら 10万の軍勢が死に物ぐるいで向かってくるんじゃないの」


「大丈夫 俺の新魔法を使うからね」


「えっ おっぱいパッドを」


「新しい魔法だよ」


「あれっ いつ覚えたの」


・・・







俺とすずは魔族が支配する街に向かって出発を 10万の軍勢がいるカブラビの街に向かって


・・・




「で どんな魔法なの」


「ああ これだよ」


「借りたのね 確かに凄い魔法よね あつしの魔法並みに チートよね」


・・・





俺とすずは堂々と歩いて街に近づいていく


・・・


魔族は俺達に気づき 軍を動かした


・・・


「じゃあ 行くよ」


「ふっふっ」


「新魔法 ラビットワールド」


100万の兎の魔物が現われた


「行け 兎の魔物達よ」


兎の魔物は魔族の軍に向かっていく



攻撃はしない


俺に命令されて向かっていくが


一定の距離を取り 逃げ惑う


・・・





魔族は困惑していたが


すぐに


「兎の魔物だ 討ち取れ 今日は兎の魔物が大量に食えるぞ~」


逃げ惑う兎の魔物に攻撃を始めた


「じゃあ すず 行くよ」


「任せて」


魔族が俺達を包囲していたが


俺は小声で すずだけに聞こえるように


「3 2 1」


すずが叫ぶ


「転移」


魔族達に聞こえるように 大きな声で叫んだ


{俺はすずを抱えて 魔族の軍の中を進む


{魔族をかき分けて


{おっ あれかな


{記録の玉の映像は事前に見せてもらっていた いた 見せてもらっていた  魔王が


{俺は魔王の前にすずを立たせ 俺はその横に


すずが すぐに魔王の肩を触り


叫ぶ


「転移」


魔族に聞こえるように


いきなり 現れた すずと俺に 驚いていたが


一瞬なので 魔族達は何も対応出来ない


もちろん 剣を抜き 向かってきていたが


・・・


{俺はすずを抱えて 走って人族の街の方に


{安全な場所ですずを降ろし


{また 魔王の元へ


{今度は魔王を担いで すずの元に


{俺はすずを抱きしめ キスを


ふぅ~


「私は疾風の賢者 すず 転移であなたを連れ出させてもらったわ」


「なっ しかし そんな転移の魔法は」


「こういえば 分かるかしら バエルと一緒にダンジョンを攻略したのよ」


「なんだと 攻略したのか それは本当なのか」


「ええ そうよ まあ バエルから聞いた方が信じるんじゃない 今から 会いに行くから 暴れないでついて来てね」


「ふん 逃げれると思っているのか すぐに軍が動き出すぞ たった100万の兎の魔物で10万の軍が止まると思っているのか」


「だって あつし」


「まあ そうだろうね じゃあ 本気を出すよ ラビットワールド」


一億匹の兎の魔物が現われた


「ふっふっ 少しは足止め出来そうね」


「何だ この魔法は 貴様はいったい」


「俺の名を知らないのか 疾風の賢者と同じくらい有名だと思うけど」


「ふっふっ そうね 知らないなら王 失格よ」


「聞いたことあるだろう 俺の異名は 兎ハンター」


「貴様が最低の転生者 いや 最低評価の槍使いか」


「はぁ~ まあ どっちでもいいけどね」


「ふっふっ」


魔王ソロモンは暴れることなく 俺達について来る


戦っても すずに勝てないと分かっているのだろう


んっ


俺の槍が光 装飾の銀の輪が旋回しだした


後ろを振り向くと


100人近い魔族が魔物に乗り 向かって来ている


先頭は黒ドラゴンに乗っている全身真っ黒な装備を


「あつし どうする」


「犠牲を出したくないなら 引き返すように言ったほうがいいと思うよ」


「ふん 我の腹心 転生者のアガレスとグシオンだ 簡単に倒せると思うなよ」


「じゃあ すず よろしく 倒していいんだって」


「しょうがないわね ここで倒さないと もっと犠牲が出そうだしね」


「我が敵に突き刺され 千本柱」


地面から無数の土で出来た槍が現れ 魔物を突き刺していく


魔物の動きが止まったが 乗っていた魔族は武器を持ち走り出した


すぐに すずは


「全てを焼き尽くせ 黒大炎」


黒い炎が魔族を襲った


「馬鹿な これほど強力な魔法を連続で放てるだと」


「ふっふっ これくらいの魔法なら 何発でも放てるわよ」


「さすが疾風の賢者様 すずはチートだからね これ以上犠牲を出したくないなら 次はよろしくね 俺達の役目は足止めだから 向かって来なければ倒さないから」


「くっ」


魔王ソロモンは無言で歩き始めた


・・・

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