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人族の王達は力を温存していた


強い兵士達を


強い装備を


沢山の魔物召喚の指輪を


・・・


試練の道で力をつけていたのだ


・・・






「あつし 本当に依頼を受けるの」


「はぁ~ 強制依頼だからね まあ 敵の軍の足止めだろ 何とかするよ」


俺とすずが2千の兵を率いて 魔族の軍10万の足止めをしなければならないのだ


俺は捨て駒にされたのだろう


思い通りに出来ない すずも


・・・


俺達は6人で前線のカラサンドの街に向かう


・・・




王達は情報を流していた


疾風の賢者がカラサンドの街から人族を率いて攻め込むと


・・・




最大国家の魔王はその情報を受けて 自ら兵を率いて 対峙するカプラビの街に向かう 


・・・








「彼に聞けば 何かが分かるかも」


「バエル 彼って」


「私達が足止めする軍を率いている男よ」


へぇ~ 知っている可能性があるのか


「ねぇ どんな人なの」


「魔王よ 最大国家の魔王ソロモン 私を召喚した国の王よ」


なるほど 王なら知っている可能性があるか


「今回 彼が自ら軍を率いて出て来たのは私を取り返すためかもね ダンジョンの強いアイテム集めに力を入れていたのが彼なのよ」


「んっ ダンジョンのアイテムは バエルが持っているんじゃ」


「違うわよ ダンジョンから帰還する時は必ず城にって決められてたのよ 入手したアイテムは全て王に渡していたのよ 4年間もね だから沢山持っているわよ まあ 私達と比べると微々たる物だけどね」


そうか ダンジョンのアイテムは森や試練の道で入手出来る物よりいい物が出たか それを戦争で使わずに温存しているのか


・・・




人族が力を温存しているように


魔族もまた 力を温存していた


どちらもまだ力を隠しているのだ


それが激突する時が迫っている


・・・

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