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「すず達は冒険者なの どうして 獣族の国に」


「ふっふっ あつしが猫耳の女の子に会いたいって言うから来たのよ」


「猫耳ねぇ」


「獅子耳も可愛いよ 触ってもいいかな」


「えっ」


「こら むやみに女の子に触らないの」


「レアのはいいにゃん」


「ティアもいいです」


おおっ いいのか


可愛い もふもふ


俺がラアンを見ると


ラアンは真っ赤な顔に


すずが「もう 触らせてもらいなさい」


「えっ えっ」


ラアンは困惑


すずがいいっていうなら


もふもふ


「えっ えっ」


「ゴメンね ラアン あつしはね 触らないと魔力がなくなるのよ」


「えっ えっ」


「レアはいつでも触っていいにゃん」


「ご主人様 どうぞです」


そうだ 油断していた ここは


俺はすずの頭を撫で撫でと


「ふっふっ 分かってきたわね」


おおっ 正解だったか


「そ それより 準備は」


「私達はこのままでいいわよ ラアンがいいなら 今から行きましょ」


「えっ ダンジョンに潜るのよ 日帰りじゃないのよ おそらく 1年以上も潜ることになるのよ」


「へぇ~ そうなんだ 楽しみだね」


「そうね」


「楽しみにゃん」


「です」


「え~ 準備しないと テントや調理器具 予備の武器もいるんですよ」


「そうなんだ 分かったわ 私達はこのままダンジョンの前で待っているから 準備が出来たら来てね」


「えっ 私の荷物はアイテムボックスに入れてますけど すず達の準備を」


んっ アイテムボックス ・・・


「あっ 私とあつしは転生者なのよ 荷物はアイテムボックスの中にあるわよ」


「えっ えっ 転生者」


・・・


ラアンは混乱していたが


俺達は食料だけを購入して ダンジョンへ向かった


・・・






「ダンジョンの間だけになりますが よろしくお願いします」


「えっ 仲間になったのに」


「にゃ ずっと一緒にゃん」


「ご主人様が嫌いなんですか」


「えっ そうじゃなくて その 私には夢があるのよ」


「夢 どんな」


「英雄になりたいの 誰からも知られる異名が欲しいなぁ~ とか えへっ」


恥ずかしそうに笑うラアンに すずが


「あつしには異名があるわよ 人族なら誰でも知っているね」


「ええっ そうなんですか す 凄いです」


「ま まあね そうだ 俺達と一緒の方が 異名が広がると思うよ だから ずっと一緒にね」


「えっ 一緒だと 有名になれるの」


「ご主人様は強いにゃん」


「強いですよ」


「どんな異名なんですか 私も聞いたことあるのかな」


「あつしはね 兎ハンター って呼ばれているのよ」


「えっ まさか 最低評価の転生者と言われる兎ハンターですか」


うっ 獣族の国にまで噂が広がっているんだ


「知ってたの」


「はい 聞いたことあります あ~ その ダンジョンに入るの止めませんか」


「ふっふっ 大丈夫よ あつしは強いわよ」


「そうにゃん」


「強いですよ」


「でも 私が欲しい異名はいい異名で 悪い異名ではないんですよ ほら 人族の英雄と言われる 疾風の賢者様みたいな異名が欲しいんですよ カッコいいですよね~」


「まあ すずはねぇ~」


「えっ」


「それはすずの異名だよ」


「えっ えええ~」


「かっこいいにゃん」


「うん すずちゃん凄い」


「本当なんですか」


「まあね」


「それじゃあ 私は疾風の賢者様の仲間ってことに それだけでも凄い」


「おっ じゃあ ずっと一緒にね」


「えっ あなたは」


「ふっふっ ラアンが仲間なら 本当のあつしの実力が見れるわよ 私なんかよりも強いのよ」


「えっ 本当なんですか」


「ふっふっ あつしはチートな魔法使いだからね


「ま 魔法使い」


「ご主人様は魔法使いにゃん?」


「まあね 判定の魔法陣に乗れば沢山魔法を覚えれるかもね」


「えっ 覚えないんですか」


「ほら 必ず判定人から見られるだろ 能力は隠すものだからね」


「えっ でも 隠すというより 魔法陣に乗らないと新たなる魔法は覚えること出来ませんよ」


「ふっふっ 強敵がいれば分かるわよ」


「はぁ そうなんですか」

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