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「これで20個目ね じゃあ あつし 指を出して」


すずが俺の指に


俺とすずの全ての指にはS級の素早さの指輪が


金兎の魔物を40匹以上倒している


金兎の魔物は50%の確率でS級の素早さの指輪が入っている宝箱を落とす


残り50%はS級の兎の魔物召喚の指輪だ


兎の魔物を召喚出来る指輪で 倒しても1日に1匹復活するのだ 最大で50匹同時に出すことが出来る指輪だ






俺とすずのレベルは上がり 選べる討伐依頼が増えていく


今までよりも自由に選べるようになっていた




「次はどうするの」


「それじゃあ 獣族の国に行ってみたいな」


「ムッ 可愛い猫耳の女の子でしょ 会ってみたいんでしょ」


「えっ うん 仲間にするなら ねぇ」


「仲間ねぇ~」


この世界の人族 魔族 獣族の言語は共通


人族と獣族は同盟を結んでいる


敵は魔族 ボスは魔王


俺とすずは魔族に会ったことがないが


この世界に来て3年が経ち この世界のことが 少しづつ分かってきた


魔族と魔物は関係ないということが


人族と獣族が魔族と戦争をしているということが


・・・


俺とすずは決めた


・・・


魔族とは戦わないと


・・・


戦争には参加しないと


・・・


俺とすずは巻き込まれないように


魔族の領土に近い街には近寄らないようにしている


なるべく 接している国には行かないようにしている


・・・







俺とすずは最後の依頼を受けた


選んだ依頼は獣族の街に近い街


・・・


俺達は多くの街を奪還した


魔物に奪われたままの街は 残りわずか


このままだと依頼はなくなってしまうだろう


もちろん 新たに奪われる可能性はあるが


・・・




依頼がなくなるのは 俺とすずにとって危険なのだ


・・・


俺とすずは 魔族と戦わないと決めている


戦争に参加しないと決めている


・・・


だが


街奪還の依頼がなくなれば


次の依頼は


魔族討伐の依頼になるだろう


・・・


すずが人族を率いれば 士気が上がる


きっと 戦争に利用されるだろう


・・・


元々 俺達は魔王討伐をするために転生されたのだから


・・・

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