「どうして その槍にしたの 軽い槍もあったのに」


「攻撃力があった方がお得だろ」


「う~ん 店のおじさんは当たらないと意味がないって 軽い方を薦めてくれたでしょ」


「大丈夫だって」


「そうよね あつしが大丈夫って言うなら大丈夫よね」






転生4日目も 俺とすずは北の森に


今日は俺とすずの2人だけ


昨日来たクラスメート達は指導員に説教されていた


指導員の注意を聞かずに 北の森に向かって 経験値0で戻ってきたのだから


なぜか クラスメート達は俺を睨んでいたが


・・・




「今日も最初は私が戦ってもいいの」


「いや 今日は森の奥に行ってみようよ 伝説の兎の魔物がいるっていってただろ」


「えっ 金兎の魔物を狙うの」


「うん どうせ戦うならね」


「いいけど 無理はダメだからね」


魔力がフルに使える最初に戦えば


・・・


兎の魔物は人を見かけても襲ってこない珍しい魔物だ


他の魔物なら 人を見かけると必ず襲ってくるのだが なぜか兎の魔物だけは襲って来ないのだ


・・・


すずが小さな声で


「あつし あれ」


遠くに金兎の魔物が


「じゃあ 行くよ すずが経験値が入る距離に入ったら俺が倒すからね」


「えっ うん お願い」


戦闘距離に入るとすぐに逃げ出す魔物なのだが


戦闘距離に入ってしまえば


{俺は走って金兎の魔物に向かって走る


{もう1度


{「やあっ」


{コアに


{しかし 壊れない


{なら もう一度


{ 「やあっ」


{まだか もう一度だ


{「やあっ」


{くそぉ もう一度だ


{「やあっ」


{はぁ はぁ やばい いや もう一度だ


{「やあっ」


コアが砕け


金兎は倒れてお金を出した


俺はふらつき


その場に倒れこむ


「あつし どうしたの」


「えっ ああ 大丈夫だよ それより 倒せたよ」


「うん 宝箱も それより大丈夫なの」


「ああ ちょっと疲れたけど大丈夫だよ」


すずは俺を抱きしめ回復魔法を


魔力枯渇なので意味はないのだが


いや 可愛いすずに抱きしめられて元気出たかも


・・・




「すず ありがとう」


「ふっふっふっ 回復した」


「うん した」


「じゃあ もう少しこのままで」


「えっ うん」


「ふっふっ」


「ねぇ すず」


「何」


「いや 何でもないよ」


・・・






「ねぇ すず」


「何」


「この世界はどう」


「これて良かったよ 私はあのままだと」


「えっ どうしたの」


すずは俺をぎゅっと抱きしめてきた


そして


「あつし 好きだよ」


えっ


えっ どういうこと


・・・


俺はあの日


・・・


すずは幼馴染


家は向かいだ


入学式のあの日


玄関を出るとすずに会う


俺は


・・・


すずに告白した


・・・


そして


・・・


フラれたのだ


・・・


きょうだいのようにしか見れないと


・・・


恋人になる可能性はないと


・・・


なのに


・・・


どういうことなんだろう


・・・


あの日 俺は真っ白になり


すずに手を引っ張られながら登校したのに


まあ 手を繋いでの登校の夢は叶ったのだが


・・・


はぁ~


・・・

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