#RTした人の小説を俺ならこう書く 企画

筑前筑後

第一回 ポストアポカリプス世界に異世界トリップ!?(パクリ田盗作)

◇パク元

ポストアポカリプス世界に異世界トリップ!?

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888718060

より

「第11話 クエスト:浄水器修理 1」


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


「ねえ……あんた達、本当に傭兵なの?」


 多目的機動戦闘車の中でラミネートアーマーに着替えた俺と桐山を待っていたのは、怪訝な表情を浮かべたジェーンだった。


「まぁ、一応ね」

「一応って、どうなのよ」

「『私は普通の傭兵です』って俺が言ったら、お前さんは信じるかい?」

「そう思えないから聞いているんじゃない。普通の傭兵ってのは、そんな最新鋭の装備で身を固めていないわよ。この多目的機動戦闘車だって、〔普通の傭兵〕の身の丈に合うもんじゃない」


 周囲のメンバーも、ジェーンに同意するように頷いている。


「しかし、ジェーンさんよ。頼りねぇ傭兵よりましってもんだろ? それに、こんなゴツい装備している俺達なら、セイを預けるのも安心じゃねぇのかい?」

「それはそうだけど」

「なら安心しろ。俺達は普通の傭兵。ただし、少しバブリーだがね」


 ジェーンが、不承不承に頷いたので、俺は肩を竦めてみせた。

 ジェーンにとって、セイは妹のような存在。それは、俺だってわかっている。


*********************


 ジェーンと話していると、準備を終えたセイが地上連絡口の階段を登って現れた。

 準備が整っているという事は、一目でわかった。サブクアンの革と鱗から拵えたレザースケイルアーマー、右手に小型の二連式ショットガンを持ち、腰には工具一式を納めた腰袋。その全てを隠すように、ポンチョを纏っている。


「それじゃ、出発するぜ」

「ん」


 多目的機動戦闘車の後部ハッチを開けると、俺は桐山とセイに「乗れ」とばかりに、顎をしゃくった。


「これは何? こっちは? これ分解していい?」


 多目的機動戦闘車に搭乗したセイは、予想通りの反応を見せた。目を輝かせて、計器や部品を眺めている。桐山は傍で苦笑いを浮かべているだけだ。


「お嬢さんよ。多目的機動戦闘車こいつの事を知りたいのなら、これでも読んでな」


 研究所で拾った多目的機動戦闘車のマニュアルをセイに手渡し、俺は運転席に身体を滑り込ませた。


「それと、分解は禁止だぜ? いいな」


 返事はない。マニュアルに見入っているのだ。これでセイは暫く静かになるだろう。俺も運転に集中できるというものだ。


*********************


 一時間のドライブの後、目的の工場跡地に到着した。

 跡地と言っても、その殆どの建物が朽ち果てている。核戦争と、長年の風雨の影響だろう。しかし、まだかろうじて工場の原型を残している所もあった。


「まず下水処理場からだ」

「下水?」


 桐山が訊いた。


「工場ってもんは、工場排水を浄水してから外に垂れ流すって決まりがあるはずだ」

「なるほどね」


 下水処理場は川に面した場所にあり、建物もほとんど損壊がない状態で原形を止めていた。


「俺が先頭だ。セイは俺の後を続け。桐山は殿しんがりだ。極力戦闘は避けるぞ」

了解ラジャー


 俺を先頭に車から素早く降り、下水処理場の入り口まで駆けた。


「施錠してやがる」


 入り口のドアを確認すると、鍵が掛かっていた。


「お出掛けの時は、戸締りはちゃんとしましょうってか」


 と、冗談を飛ばす桐山を余所に、俺は鍵を腕力だけで破壊した。


「流石だ、隊長キャプテン

「ったりめぇよ」


 電気は完全に止まっているのか、建物内は暗闇で包まれている。長らく人がいなかったからか、埃っぽくて空気も悪い。

 ガンライトを点灯させ、俺がまず建物内へと飛び込んだ。

 いつでも戦闘状態に入れるよう、中腰の姿勢はキープしたままだ。


「クリア。入れ」


 入り口付近に敵影が無い事を確認し、俺は二人を呼んだ。

 セイは足早に入ってきて、桐山はセイの背後をしっかりと守るように従っている。


「あっ」


 と、セイは廃材や機械の配電盤を開けて、何やら回収している。


「目的の部品か?」

「いや。でも、何か別の事に使えるかも」


 そう言われ、俺は舌打ちを打った。ブラックフライデーじゃないってんだ。


「よし、先行する。合図するまで二人は待機だ」


 壁や障害物を利用しながら俺は慎重に進み、周囲を確認して安全を確保してから二人を呼んだ。


「敵さんがいねぇな」


 この下水処理場には、放射能によって狂暴化したネズミや巨大ゴキブリがいるはずだった。

 だが今の所そういったクリーチャーが出てくる様子もなく、床などにもクリーチャーの糞や捕食された死骸も見つからない。


「あれ!」


 セイが、俺の肩を叩いて指さす。

 そこには、工場汚染水を浄水する浄水層エリアに続く道案内の看板があった。


「このまま、何事もなく終わりゃいんですがねぇ」


 そう言う桐山に、俺は鼻を鳴らして答えた。


「終わらねぇから、俺は神って奴を信じねぇんだよ」


 目の前に広がる浄水層エリアには、俺達を待ち構えるようにして、多数のサブクアンが蠢いていた。


<おわり>


◇◆◇感想◇◆◇

全体的にキャラも改変し、細かい描写もズバッとカットしました。

SFアクションも面白いですね。


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