何故”なろう系”は嫌われるのか?

作者 蒼風

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  • 2.数字を稼げる”なろう系”へのコメント

    確かに、漫画だとありますねなろうと同じ事が

  • 3.何故”なろう系”はここまで伸長した…へのコメント

    すごいですね、なんというか「リスク回避とか

    まぁ、そりゃそうですけど

  • 5.今求められる「頭を使う出版」へのコメント

    どうもこんにちは。
    南雲 千歳(なぐも ちとせ)と申します。

    カクヨム、そして異世界転生をメインとしたなろう系ノベルの現状に付きましては、概ね蒼風さんのおっしゃる通りだと、私も思っております(*^_^*)

    小説家になろうと言うサイトだけでなく、このカクヨムもそうだと思うのですが、一般の書籍市場のユーザーとはやや異なった趣向を持つ人々の割合が多い、言うなればガラパゴスなコミュニティになっていると思います。

    ランキングの上位などを見ても、異世界転生チート物がほぼ独占しており、それ以外の作品は一顧だにされ無いのがカクヨムの現状ですので、少なくとも、現時点ではそうした投稿サイトのガラパゴス化は明らかだと思います。

    そうしますと、自分が投稿する作品の内容を、そういうコミュニティの人達の趣向に合わせ過ぎて仕舞うと、一般のライトノベルを読む層には受けにくくなって仕舞うと言う事は当然に想定されますので、私としてはその手の理由の無い異世界チート無双作品などは、少なくとも最初には書きたくはありません。

    そう言うのは、例えばプロ作家としてデビューし、ある程度のネーム・バリューが出た後の方が効率が良いのではと、思って仕舞います。

    と言うのも、異世界転生物と言うジャンルは書き易い為に作品の供給量が多く、競争の激しい弱肉強食のレッド・オーシャン市場になっていますので、毎週・毎日のように更新するなど、そこにかなりの時間と手間を掛けられる人で無ければ、知名度を保つ事は難しいと思われるからです(*_*)

    そうした投稿サイトでの人気を保つコツとしては、終始無双し続けて読者にストレスを与えては行け無いのだそうですが、果たしてそんな無理な展開を連続した子供の夢のような作品が、一般の書店やAmazonなどで、中高生以上の年齢層のお客さんにお金を出し買って貰えるのでしょうか……。

    かなり面白い作品なら分かりますが、正直な所、激しく疑問です( ′ω`)

    趣味に使える十分な時間とお金を持っていて、書籍のまとめ買いや、BDやDVDのようなアニメのディスクを良く買う層の人達は、基本的に子供では無くて働いている大人ですから、世の中そんなに甘く無い事を十二分に知っているので、なろう系のように、簡単お手軽に無双し続けたり、ヒロインとくっついたりする主人公の振る舞いに、共感し難いと思うからです。

    ひとくちに言えば、リアリティが足り無いと言う評価になるのでは無いでしょうか。

    私もあまりリアルで無い話が好きでは無いので、作品の書き手として異世界転生してチート無双と言う作品に一定のニーズがある事は理解しており、密かに幾つかの作品の構想は練っているのですが、今の所は、そうしたあり得ない内容を毛嫌いする、通常の一般の読者の方々の方を向いていたいなと思って仕舞ったりします( *´艸`)

    作者からの返信

     カクヨムを含めたざっくりとした切り方としての「ネット小説界隈」の感覚がややズレているというのはその通りかなぁと思います。これを言うと「そういうもんだろ」と言われてしまいそうなのですが、問題はそこではなくて、それがある種「内輪」を超えた扱いを受けていること、なんですよね。

     自分は異世界転生そのものは凄く面白い(作るに手軽で見るにも面白い)ジャンルであるとは思うのですが、現状その使い方はやっぱり気になるところもあるなぁという感じですね。おっしゃるとおり、読者にストレスを与えない為ただただ無双させ、とにかく安定供給するということもやられたりしているようなのですが、それが創作の仕方として、或いは受ける創作として幅をきかせることには疑問を感じるところはありますね。

     異世界転生ものであっても、そこの中でリアリティや、精密さを持たせることは出来るはずで、そういう物がもっと出てくるといいんですけどね……異世界転生が流行ってるから受けるみたいなバブル乗っかりな創作は自分もそんなに好きではないところがあります。正直。
     

    2019年6月9日 22:13

  • 4.作品の質と乖離した売れ行きがもたら…へのコメント

     本の虫自体が年々減少傾向にあり、オタクでも漫画やアニメのような視覚媒体は目を通すけど小説には目もくれないといった状況で、貴重な活字読みの中の更に一部層にだけ爆発的人気を誇るジャンルなんですよね、なろう系って。
     だからコミカライズやアニメで、初めて作品に触れて「なんやこれ」ってなる、元々畑違いの層も少なくない気もします。

     あとはやっぱりジャンル内ジャンルの偏りですかねぇ。
     同じ異世界物でも、もっとバリエーションあればいいんでしょうけど、同時期にチーレムならチーレムばっかりウケるから、現在人気ある順からアニメ化となれば、やはり傾向が似通ってきて「またこんなんか」になっちゃいますもんねぇ。

    作者からの返信

     基本コミカライズをはじめとした多メディア展開で初めて作品に触れる層っていうのは今までもずっといたとは思うんですよね。ただ、以前のそういう作品に比べて所謂「外から」の受けは悪い、ような気はします、個人的には。

     流行云々の方でも少し触れたのですが、基本今は「一つのビッグタイトル」に皆で追随するっていう動きになってますからね……データで「これが売れている」が簡単に分かるからこそ、「じゃあその先に何が流行るんだろう」を読む人がいてほしいのですが、プロもそれをしていない現状が「どれも似たり寄ったり」という現状につながるのかなぁとは思いますね。

    2019年6月2日 22:02

  • 4.作品の質と乖離した売れ行きがもたら…へのコメント

    わかりました、なろう系だけで、、、そういう反応になるんだ

    勉強になりました、ありがとうございます、、今書いてる作品が俗にいう

    なろう系なので、覚悟したいと思います批判を

    作者からの返信

     そうですね……全部が全部悪いなんてことは無いのですが、そういう風潮は確かにあると思います。
     それでも、単純に面白ければ、やっぱり支持もされるはずなので、頑張って下さい。

    2019年5月31日 00:53

  • 5.今求められる「頭を使う出版」へのコメント

    安定というのは停滞と同じだと思います。そういう時期に「野性」を求める事をしなければ、次は衰退なのかもしれません。
    送り手と受け手が殴り合うような、なれ合いを捨てた熱を感じたいと思います。
    懐古的ではありますが、過去のラノベはフリースタイルだったと思います。
    「今の」鎌池さんはダラダラしてて嫌いですw

    作者からの返信

     安定は停滞である。そのとおりだと思います。全てが全て、という訳ではないのですが、かつては改革者であった人間や集まりが、トップに立ったとたん、成長をやめ、停滞を生み出す、という光景をよく見るような気がしております。

     ショーン・ホワイトというスノーボーダーがいます。彼はずっとその世界で勝ち続けてきました。

     しかし、彼は停滞しません。彼が生み出した新技を、他の選手が必死にマスターして望んだ次のシーズン。彼は更に難しい新技を引っさげて帰ってくるのです。
     
     彼は停滞しない。先駆者であり続ける。それはきっと、並大抵のパワーではなし得ないでしょう。しかし、だからこそ彼はかっこいいのだと思うのです。スノーボードなど微塵も興味のなかった自分が「かっこいい」と思うくらいに。

     そんな、「かっこいい」人が、もっと増えるといい、そう願ってやみません。

    2019年5月25日 02:46 編集済

  • 4.作品の質と乖離した売れ行きがもたら…へのコメント

    現在のラノベ売り場は「荒廃している」と感じます。異世界転生ものが嫌いでは無いですが、辟易している事を強く感じ、多様性が失われつつあるのではと危惧を抱いてます。僕はサイトで読むことは無く、紙媒体で手に取るのですが・・・所謂異世界ものにも(個人的に)当たりは確かにあります・・ありますが、ハズレの多さには本当に驚きましたし、個という熱の感じられなさには切なさとも呆れともつかない微妙な感情で半笑いしていました。
    ソシャゲが規制もされないおかしな市場になっていくにつれて、コンシューマの質が落ちて行ったのは偶然なのかを自分なりに検証するべくソシャゲを始めてみましたが・・・市場としてはアリな反面、土壌が腐っていると感じました。
    この「腐っている」感覚は所謂「なろう系」に対しての感覚との共通性を意識しました。
    友人曰く「ソシャゲはコンシューマの100分1の労力・コストで100倍の金を稼げる唾棄すべき錬金術」と。この記事の2つ目を読んだ時に、友人の言葉と共にクリエイターズマインドや生み出す側のいい意味での貪欲さが無くなっているのだろうか?という思いが浮かびました。
    受け取り側の思考する能力が全体的に見ると落ちている?
    テンプレートを好むことは思考放棄と紙一重なのかな?
    とも思いますが・・・

    作者からの返信

     はじめまして。2つのコメントを見たあと思わず「この人は何を書いてる人なんだろう」と思い、プロフィールを覗きに行ってしまいました。小説でも書いていたら読まなくちゃと思ったもので。

     全体を通じ、非常に自分と近い感性を持っておられるなと思います。ラノベ売り場の「荒廃している」感。異世界物は嫌いではないが辟易している。当たりはあるがハズレが多い。そもそも熱が感じられない。ソシャゲは市場としてはありだが、土壌が良くない。クリエイターの貪欲さ。受け手の思考能力……どれも自分の感じていることと大変近いのです。こんな事を感じている人が居たのだな、と凄く嬉しい気持ちになりましたし、書いてよかったなと心から思いました。ありがとうございます。いいねボタンはどこだろう……ないか……

    2019年5月25日 02:39

  • 0.叩かれる”なろう系”アニメへのコメント

    なろう系は2016年まで1部を除いて批判する人はそこまでいませんでした。むしろ、アニメ化作品は逆に高く評価されているケースの方が大きかった。
    2017年7月に某作品がアニメ化されてから一気に批判する流れができ、その作品以前にアニメ化された作品でも続編が放送すればネタ扱いか批判する流れが出ました。以降の流れを見ると某作品を嫌ってる人がなろう作品をレッテル張りして批判するイメージがあります。
    気のせいかもしれませんが、よく某週刊少年誌との比較が取り上げられていますね。あの辺のファン層が叩いているというイメージがあります。逆にその少年誌と似ている部分があると指摘したら黙り込んでいますし、逆になろうのファン層は高年齢ではないかという指摘があった際も、その少年誌が発展する以前のアニメや漫画ファンの年齢くらいの指摘もありました。

    なろう以外でボロクソに叩かれるアニメといえば、ソシャゲ系アニメ(特に美少女系)がありますね。
    登場人物が多いからとか何かといわれてますが、今期のソシャゲ系アニメは他の作品と変わらずの登場人物の多さにも関わらず叩かれていませんし、少人数の作品でも叩かれていますし、理不尽さを感じます。

    作者からの返信

     “なろう系”という一ジャンルは元々「凄く人気のあるそのテの作品」をみんなで後おいしたが故に生まれた、というのが自分の解釈です。

     従って、おそらく最初期(パイオニアとなった作品)は質が良かったはずなのです。

     ところが、難しいもので、目標とする作品が完璧であればあるほど、その作品に似たものを作ろうとすれば「劣化コピー」が出来上がります。

     初めのうちは良かったのだと思います。パイオニアたる作品に
    「いやいや、俺はこっちのほうが面白いと思うぜ」という変化させた作品が出てきたのでしょう。

     しかし、その変化にも限界はあります。更に、恐らくは「異世界転生」というジャンルは元々作り手の技術が介入する部分が少なめな、「遊びの少ない」ジャンルです。

     そうなると、どうしても「劣化コピー」にならざるを得ない部分が出てくる。ところがジャンル人気はありますので、アニメ化はします。

     結果「叩きやすい作品」がアニメ化し、“なろう系”作品が幅を利かせているような状態に対しての鬱憤がここぞとばかりにぶつけられ、そのまま“なろう系”アニメ=叩いていいもの、の図式が作られてしまった結果なのかな、と思います。

     少年誌系の作品との類似性は、作品単体を取ってみないと分からない(コメントがしづらい)のですが、基本少年誌も“なろう系”も、主人公が「才能」以外で勝利する、という図式なのは確かではあるのかな、と思います。

     ソシャゲ系アニメに関しても、細部は違いますが、基本構造は似ているのかな、と理解しております。あまり詳しい分野ではないのですが、基本あの手のゲームは利益率が書籍よりかなり高いです。従って、従来のアニメ化作品に比べて、「人気に不釣り合いな資金」を持っていることが多いのです。

     そして、その豊富な資金をもってアニメ化するも、受けが悪く、叩かれ、「ソシャゲ」に対するヘイトや、苛立ちがぶつけられるようになっていく。という流れがあるのではないかと解釈しております。ソシャゲ系アニメにも、良いものはあるんですけどね……

    2019年5月25日 02:31

  • 5.今求められる「頭を使う出版」へのコメント

    楽しく読ませて頂きました。概ね同意見です。

    忘れられがちですが、アニメも小説もなろうも全て楽しんでる人は稀で、アニメしか見ない、書籍にならないと読まない人はざらにいて、全てに該当する人は極少数と感じています。

    何よりアニメやドラマ、漫画と比べると活字で読む人は少数派ですから、意見の食い違いは致し方ないと思います。

    限られた人向けに流行ったものを一般化しても受けが悪いのは順当な結果ですし、偶々インターネット上で数字が可視化されているだけで書籍全体からしても一部のジャンルですしね。


    とはいえ、インターネット上の集計が間違えているとは思いません。
    現時点でネット読者が少なく、ネット小説に意見を出す人が偏っている(高齢層やアニメ愛好家、主婦層は少く感じる)故にアニメ化の際にミスマッチが生じているのではないかと考えています。


    書籍の電子化自体は着実に進んでおり、出発月報(有料の出発会誌)によると漫画の売り上げは昨年度だけで12%が電子書籍になるそうです。
    しかしながら、小説は2%と少数ですからまだまだ紙になって初めて読む方は多いようです。

    ただし、電子書籍の市場規模は4年で2.2倍まで成長しておりますし、金額にして2479億円に登りますから紙媒体は無くならないにせよ減っていくでしょう。


    こうした電子媒体への移行が進めばネットで小説を読む層も増えていくはずで、意見の多様化が進むはずです。その時こそ、ネットで受ける=アニメも受けるに近づいて行くのではないでしょうか。


    作者からの返信

     ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しい限りです。

     インターネットと「ウェブ小説投稿サイト」が可視化した人気はいわば一部を映し出している、というのはその通りかと思います。

     小説読者全体が、なんらかの小説投稿サイトに目を通し、そのいわば流行に使っているという訳ではありません。どころか、小説投稿サイト出身であるかどうかにかかわらずアニメだけを見る層は一定居ます。自分も正直な所、原作を見ていないけどアニメはみた、という「ウェブ小説」出の作品がいくつかあります。
     
     勿論、ファンに届ける、という事は大事です。実際どれだけ揶揄されても売れているのであれば、そこには確実にファンが存在します。問題はその作品がそこに存在する事で機会を損失する作品が居ること、或いはそう思わせてしまう状況なのではないのかなと個人的には思っております。その辺りの改善がなされてくれば良い、ですよね。

     電子書籍に関しては自分の中でもまだクリアに議論がまとまっていない(そもそも個人的にあまり好きではない/フィジカルとしての所有欲が強い)のですが、一つこんな言葉があります。「情報はフリーになりたがる」。
     
     細かな内容については割愛しますが、基本、デジタルなデータというものはコピーしていけばしていくほど、個々の値段は安くなっていくものです。その為、普及するにしたがって確実にその単体価格というものは安くなっていくのです。

     ところが現在(勿論全てでは無いですが)電子書籍は、現実に印刷出版されている書籍とそこまで変わらない値段で売られていることが多いです。個人的にはこの辺りにも改革の余地があるのではないかと感じていて、そのいわば「違和感」が、去年辺りにネット上をにぎわせた「漫画村」の議論と接着してくるのではないか、と思っております。
     
     やや話が散らかりましたが、電子書籍を含めたあらゆる媒体で、気軽に作品にまずは触れる。その後品物を購入する。そういう流れが起きていくような気がしていて、その上で、電子書籍の普及というのはまた考えていかなければならない問題なのかな、と思っております。

    2019年5月14日 21:13

  • 3.何故”なろう系”はここまで伸長した…へのコメント

    そうですね
    数値化が一番わかりやすいのでしょうね
    面白いよりもPVとか数値で表せる実績

    作者からの返信

     余り強く指摘する人を見たことがありません(自分が知らないだけかもしれませんが、少なくともマジョリティな意見ではないと思っております)が、実はこの点は非常に大きな変化、なんですよね。

     創作物に対する評価、というのは色々な形で成されてきました。それは古くであれば単行本の売り上げ、アンケート結果など、分かりやすい数字を参照する一方で、アンケートだけを見ない作品作りということも恐らくは幾度となく言われてきたところかと思います。

     ところが、これを「アマチュア作品」に舞台を移しますと、数字的な評価は「赤マルジャンプ」のような「アマチュアとプロの中間点にいる作者の作品」を載せる雑誌で、そのリアクションを調べる位しか有用な手が無かったんですよね。
     
     それが、インターネットの普及と、ウェブ小説投稿サイトの勃興で数字として表れるようになった。その力強さと、出版業界の斜陽性がかみ合った隙間に入り込む形で生まれたのが”なろう系”であり異世界転生なのかな、と自分は思っております。

    2019年5月14日 21:01

  • 2.数字を稼げる”なろう系”へのコメント

    異世界物
    確かに今の世界の柵を全部無視して新しい自分だけの世界観を作れるっていうのはおおきいですよね。

    私は最初は読みたい小説を読むって所から入りましたから、今の異世界物の溢れるなろう系は異様?
    カクヨムでも異世界物多いですけどね

    作者からの返信

     そうなんですよね。ただまあ自分みたいに細かい所を拘ろうとする人間からすると正直楽には思えないのですが、そんな気追う物でも無いのでしょうかね。

     異世界ものは多いですね。カクヨムコン4でも、その手のジャンルは数が多かったと記憶しております。どれくらいを多様性があるとするかは難しいところではありますが、題材とした「小説家になろう」では異世界転生の作品は3割ですが、PV数の7割を占めている、と聞いたことがあります。

     流石にこの状況は偏っていると言って良いと思いますし、今後動いていくかもしれませんね。現に「異世界転生禁止」のコンテストも出てきている現実があって、出版社側も気にはしているのかもしれないですね。

    2019年5月14日 20:55

  • 5.今求められる「頭を使う出版」へのコメント

    興味深く拝読させて頂きました。
    "なろう系" は、テンプレがあるから、読みやすい。だから、スマホのように小さな画面で移動時間の片手間に閲覧するような、現在のネット環境に合っているのかなと思います。文芸ではなく、隙間時間向けゲームアプリの周辺コンテンツと捉えた方が実感に近い気もしています。

    "なろう系" テンプレ作品自体を否定しようとは思いません。好きな人がいて、そこに読者、作者の熱量があるなら、エンターテインメントとして間違ってはいないと思うのです。

    でも、出版社さんが、"なろう系" テンプレを産業として頼り過ぎるのには、不安はあります。コンテストも書籍化もアニメ化も"なろう系" となれば、その他ジャンルの作者は自然といなくなります。作品がなくなれば、読者もいなくなり、ますます "なろう系" だけが伸長する好循環に入っているのでしょうね。

    先日の「チーム対抗PV争奪戦!」でも、異世界がカクヨムさんのPVの過半数を占めている結果になりました。

    "なろう系" 人気が永遠に続くとは、さすがに考えにくいので……


    作者からの返信

     ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです。

     そうですね。どのコンテンツ、どのジャンルもファンはいます。そういったファンに届く、という意味では決して全てが間違っている、とはいいがたいとは思います。

     一方で、やはり"なろう系"のみならず安易に「数字の出る」ジャンルや、作家、内容に流れている現状は余り良いようには思えないですね。作品審美に信頼がおけると思っている知り合いも、最近のアニメやライトノベルには殆ど期待していないような口ぶりでした。そうなってしまったら悲しいですよね。

     "なろう系"の前にも広義のライトノベル界隈には確かに流行りがありました。しかし、それは永遠には続いていません。"なろう系"やその周辺に存在する異世界転生の流行りも、やはりどこかで終わりが見えるものだと自分も思っております。

     個人的な予測にはなりますが、パイオニアであった「小説家になろう」というプラットフォームに対する扱いや空気感、そしてカクヨムやLINEノベルと言った新しい動きというここ最近の流れを見ていると、向こう数年で流行は大きな変化を遂げるのではないか、という気がしております。あくまで予測、ではありますが。

    2019年5月12日 21:18

  • 5.今求められる「頭を使う出版」へのコメント

    イチローと鎌池和馬。分野こそ違うものの、それぞれの世界の巨人のエピソードには目から鱗が落ちる話で驚きました。

    私は野球のファンでないのでルールとかに関しては全くの門外漢ですし、出版業界の現状はまれにニュースで見る程度の遠い世界です。しかし、どちらとも昔のような熱が冷めてきていることにはなんとなくですが感じつつあります。

    「0か1でない形の模索」そこに尽きると思います。
    「YESかNOか? 否、それ以外に選択肢を求める」というのが過去にライトノベルをはじめとした新しい分野を開拓した人々のスタンスだったのに、その先が二者択一の現状とは皮肉です。
    むしろ、その閉塞した現状を変えることができる答を模索する。今が、そのチャンスとなっていると思います。

    作者からの返信

     野球の話で言えば、観客動員数は増える一方で新規開拓はできていない、という現状があるようです。

     また、日本のアマチュア野球のあり方に関しても、内外から疑問が呈されることが増えております。

     出版業界も新しい動きを模索してはいる一方で、まだまだ現状を打破し切るには至っていないようなイメージがあります。

     しかしそんな中でも「0か1ではない形の模索」をするという動きも確かに出てきていて、今を変えなければという危機感も確かに感じます。

     ピンチをチャンスと捉え、新たな形を模索し、提示し、議論する。そんなムーヴメントが活発になったらいいなと願っております。
     

    2019年5月12日 02:53

  • 4.作品の質と乖離した売れ行きがもたら…へのコメント

    なろう系の作品とそのテンプレが嫌いな人には向かない、人を選ぶ作品を生み出してしまうことが、なろう系レーベルの問題の根幹だと、同感です。

    ドラえもんなどの子供向けアニメは、作品の流れにもよりますが、人を選ばない作風だと思います。確かに、いわゆるサスペンスものは推理好き、ホラーものはオカルト好きと、小説の歴史を紐解けばそのようなレーベルのわかれがあったと思います。

    ですが、子供向けアニメは何十年経っても子供ばかりか大人でもファンがいます。親子連れをターゲットというのもありますが、それだけではない、万人の心をがっつり掴むものがあるのではないでしょうか。

    未知との遭遇→異世界冒険→強敵との遭遇&勝利という子供向けアニメもテンプレの一つです。そういった面でも、ヘイトを生み出すなろう系とヘイトが生まれにくい子供向けアニメとの比較も、また面白い点が見つかるのではないでしょうか。

    作者からの返信

     子供向け作品との比較で言うのであれば、主人公が活躍する、その時のスキルが割と凄いなと納得が行くものが多いというのもあるのかもしれません。

     例えばのび太の話であれば、「射的の腕」は確かに原作中ではあまり活かされませんが、凄いことは確かです。そういう言わば「人にない凄いところ」を持っているのが主人公であり、割と普通の人として扱われるキャラですら何かが(大体はカリスマ性に落ち着くことが多いですが)特別なんじゃないかと言うのが自分の解釈です。

     その上で、「普通」な人が活躍するように、いわば周りの水準を落として主人公を「凄く」する手法が従来とは違い、万人へ受けにくくしているのかなと思っております。やっぱり主人公ってかっこよくあってほしいものなのかな、と。

    2019年5月12日 02:42

  • 1.そもそも”なろう系”って何?へのコメント

    映画ドラえもんを上げた点に着いては、非常に興味深いものだと思います。
    恥ずかしながら、自分も「銀河超特急」を含めた映画ドラえもんに魅了された子供時代を送った大人の一人です。

    映画ドラえもんは、その通り子供を対象とした作品ですが、同じ子供向けの映画でもある「クレヨンしんちゃん」や「名探偵コナン」、「ポケットモンスター」もテレビでは冴えない(悪く言えばギャグ)キャラクターが活躍することが多いです。

    そういった意味では子供向けアニメの映画は、なろう系がどういうものかを調べるために見比べてみる価値があるかもしれません。

    作者からの返信

     劇場版ドラえもんは、特に藤子・F・不二雄氏がご存命の頃は子供向けでありながら大人も楽しめる構造になっているので、今見直してもなかなか発見がある名作が多いと、個人的には思っております。

     ギャグキャラや、憎まれ役(劇場版ジャイアン等)の活躍はたしかに面白いところですよね。普段を知っているからこそ、なのかも知れませんが、緊急時には人の違った面が見える、ということなのかもしれませんね。

    2019年5月12日 02:35

  • 0.叩かれる”なろう系”アニメへのコメント

    面白い話だと思います。
    素人ですが、”小説家になろう”発のアニメはいくつか見ています。
    確かに面白いものもありますが、いわゆる地雷と呼ばれる作品もあり、たまにネットやSNSで大荒れする作品もあると思います。

    でも、作品作り自体が賭け勝負みたいなものも事実です。
    週刊コミック雑誌で社会現象を起こすほどの大作を生んだ作家さんでも、次回作が不人気で打ち切りの憂き目にあったという話はよく耳にしますし、その逆もまた然りです。

    くらもろーさんも言っていますが、なろう系以外のアニメでも地雷がありますし、元が面白くてもそこからさらにいくつもの人の手で加えられて動く絵であるアニメに変わるのであれば、元はネット上の文字だった原作から面白さがかけ離れてもおかしくありません。

    そういった意味では、なろう系の原作とアニメの面白さの違い、さらには、その原作者がどういった作品作りを続けてきたかの経緯も調べてみた方が、もっとなろう系のアニメがどうして叩かれているのか面白いのではないでしょうか。

    長文となりましたが、私個人の意見とさせていただきます。

    作者からの返信

     割と批判の的となりがちである“なろう系”や「小説家になろう」出身作ですが、勿論それだけが駄目ということはないですよね。

     どこから出てきたかに限らずに駄目なものも良いものも混在するというのは世の常です。実際名作を作った人の新作がびっくりするくらい凡庸であるというのはよくある話かと思われます。

     “なろう系”以外の比較という話になりますと、これは完全に個人的な予測というか仮説にはなるのですが、表に出てくる(例えばアニメ化するもの)に対するある種の肩透かし感はどんなジャンルにもあるもので、それを理解していくにはアニメ業界のイマを見つめる所作が必要なのかな、と思っております。具体的なところで言いますと「ポプテピピック」や「ケムリクサ」辺りの手法が何かのヒントにはなるのかな、と感じております。

    2019年5月12日 02:31

  • 4.作品の質と乖離した売れ行きがもたら…へのコメント

    なぜ、なろう系が叩かれるのか?
    手痛い反撃を受けないからでは?

    恋愛作品を叩く→自分が恋人作れないからって僻むなよw
    アクション作品を叩く→自分がヒキニートだからって僻むなよw

    ってな感じで、なろう系を叩いてるような人間には大ダメージの反撃を受けます。

    なろう系にはそれがないですから。
    なろう系好きもオタクですから。
    上記のような反撃はあまりできません。
    自分もダメージを負いますからw

    自分が傷つく反撃を受けることなく、一方的に相手を殴り続けることができるから、彼らはなろう系を叩くのだ、と思ってます。

    作者からの返信

     所謂「レスバトル」的な形になったときに負けにくい……確かにあるかもしれませんね。抜け落ちていました。

     叩きやすい的を叩く、というのは、確かにジャンルにかかわらずあるムーヴメントで、それは匿名性があればより強くなりますね。非常にはっとなりました。ありがとうございます。

    2019年5月11日 01:51

  • 4.作品の質と乖離した売れ行きがもたら…へのコメント

    ほぼ同意なんだけど
    なろうの異世界ものはどローカルジャンルでしかなくて、システムが突出しているゆえに目立っているだけ
    なろう叩きしてる暇あったら好きなジャンルもっと盛り上げること考えろよって思うわw

    作者からの返信

     そうですね。難しいところです。それは多分匿名性という鎧がもたらす効果でもあるのかもしれませんね。

     もっと皆が自分の好きなものを好きなだけで、それを色んな形で表明するだけで上手く回って、満足出来るようになってほしい、ですね。

    2019年5月11日 01:47

  • 4.作品の質と乖離した売れ行きがもたら…へのコメント

    なろう系の作品は読みやすくて好きですが、途中で読み手が疲れるものが多いと思います。
    一つ一つは面白かったり読みやすかったりするのですが、どうにも長いように思われます。

    作者からの返信

     長いですね。それが恐らく強みでもあるのかなぁとは思うのですが、人は選びますね。

     例えば従来のゲーム(雑な切り方でスミマセン)ではクリアしたら、はい、終わり、でしたが、昨今のスマフォゲーには基本(サービスが続く限り)終わりがありません。

     強いファンからしてみれば好きなものが終わらないというのは嬉しいですが、「終わり」があるほうがスッキリする(割と自分もそのタイプです)という意見も確かにあって、強み弱みが表裏一体な部分は近いのかなぁと。最近の(?)潮流なのでしょうかね。それが可能になったために実現された願望、なのかもしれませんね。

    2019年5月11日 01:45

  • 4.作品の質と乖離した売れ行きがもたら…へのコメント

    googleのおすすめ記事からこの作品の4話にダイレクトでやってきました。
    カクヨムの小説がgoogle検索さんにニュースやブログ記事のように扱われているようでビックリしました。
    ざっくりポイントに納得です☆

    作者からの返信

     先程自分もgoogleトップを確認して驚きました。そんなところにピックアップされていたんですね。お越しいただき(?)ありがとうございます。

     googleのトップへの選定基準は自分もよく分からないのですが、割と普通にブログなんかを引っ張っては来ますよね。平等でいいなぁと思いますが、自分の書いたものが選ばれるとなかなか不思議な感じがしますね。
     
     ざっくりポイントはあったほうが良いかなと思って付けているのですが、知人からlivedoor Blog(ニュース?)あたりみたいと言われて「あぁ、そういえば」となった経緯もあったりします。納得していただけたなら嬉しいです。つけてよかったです。

    2019年5月11日 01:41

  • 5.今求められる「頭を使う出版」へのコメント

    今自分が考えたいたとこについてよく書かれていたと思います。なろう系だから全てが悪いというわけではないと自分は考えていました。それを楽しみに待っている読者がいるし、つまらないと考えている読者がいるそれはどのジャンルでも同じではないかと思っています。これからは、インターネットでなんでもできることが増えていくと思いますが、人間だからこそできることを大事にしていきたいと思いました。つたない文書ですいません。

    作者からの返信

     ありがとうございます。そう言って頂けると気持ち的にも楽になります。なかなか難しい話題なもので。

     ジャンルの好みは基本無くなりませんし、大量のファンがつく作品にもアンチはやっぱりいます。所謂外からの理解としての“なろう系”はそれが二極化しやすいのですが、他のジャンルにもあること、ですよね。

     そんな中で「どうしてあんなのがあんなに売れているんだ」ではなくて「あれ人気だけど、俺/私はこれが好きだな」という世界になっていったらいいですよね。きっとインターネットのある今はそれが出来る、そう思いたいです。

    2019年5月11日 01:36

  • 5.今求められる「頭を使う出版」へのコメント

    ウサギも イチローと同い年なので、
    『文化の低レベル化』には ビックリしています(´д`|||)
    ウサギ達の世代が ここ20年、
    生活環境の保護のみに注視し 明け暮れていた間に、
    ラノベ界に於いて 『テンプレートの低レベル化』を売りにしたレーベルがweb上で人気を博しているなど知らなかったので…(*´ω`*)

    作者からの返信

     恐らくは今の時代に生きている我々よりも、ずっと未来の人から見た方が分かりやすい話にはなると思うですが、ここ数十年(特にインターネットの普及以後)は、思っているよりもずっと激動の時代なんじゃないかなと自分は思っています。
     
     そんな中で「人気」という不可視なものが、不完全ながら「数字」として可視化された。その変化を一つの革新というか、「革命」のようなものとして、更に言えば万能なものとして理解した。それが「数字を出しているものを出版する」という流れなのかな、と思います。

     "なろう系"というワードそのものの定義すらあやふやで、果たしてそれが優れているのかどうか、という部分に関しては結論の極めて出にくい所ではあると思うのですが、少なくとも「そればっかり」になってしまっている現状は自分としても「うーん、どうなんだろう」という感じが致しております。

     "なろう系"やその周辺における、所謂お約束による受けというものも大事にしながら、一方でそればかりになり切らない多様性が生まれる事が大事なのかなぁと個人的には思っております。何事も極端にならない、というのは結構大事なのかな、と。

    2019年5月9日 21:46

  • 0.叩かれる”なろう系”アニメへのコメント

    為になります。

    なろう系ではなくてもボロクソに叩かれるアニメもあるので、なろう系で叩かれるアニメとの違いを対比できれば、
    より分かりやすいんじゃないかなって素人ながら思いました。

    作者からの返信

     ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しい限りです。

     その辺りの分類って結構難しいんですよね……ただ、アニメ化されているのにシナリオが評価されない作品(勿論アニメの脚本がよろしくないだけという場合もありますが)というのは一定数存在します。それは一体何故なんだろうっていう枠組みも、やっぱり「特定の人間にだけ受けた作品」だからなのかなぁというのが個人的な解釈だったりします。
     
     それなので、数字で示すのが難しい話ではあるのですが、いわば「賛否の差が激しい作品」を取り出して、それらの共通項を見ていく……というのはまた一つ面白い事実が確認できるのではないかというのはその通りかな、とは思います。自分一人では出来る範疇を超えている感じはありますが……

     後はこの手の作品の「世に出る/出ていない」とか「プロ/アマチュア」というはっきりとした境界線というのは今、段々と無くなっているさなかなのではないかなという気がしていて、そういう意味で(昨今とみに財政が厳しいとされる)アニメ業界の再編ともやや関わる話なのかなとはおぼろげながら思っております。最近で言えばポプテピピックやケムリクサが今までにはないスタイルで成功をしていますので、その辺りを確認するのも面白いのかもしれません。

     

    2019年5月9日 21:39