第21話 リユニオン

 魔王ヒーセントに言われ、私は彼女に城の中を案内した。

 彼女の配下と私とエルロデア。そして、久しく持ち場を離れられなかったレファエナの5人で、城内を回っていく。もちろん、魔王オバロンはついてこない。宴の間で悠々と酒を飲んでいた。

 傍に呼んだのが随分と前の事なきがして、少しレファエナにはさみしい思いをさせてしまったのではないかと思っていた。案の定、彼女の距離感は以前よりもずっと近づいていた。

 少しばかり歩き辛い。

 城内の案内とはいいっても、それほど見て回るようなところはこれといってないのが、この魔王マリの城だ。

 何せ誕生してまだ数か月という浅い年齢なのだ。私も詳しくはまだ知らない。

 一応だけれど、地図や暇なときにちょくちょく見るようにはしていたけれど、それでもまだ数箇所見ていないところがあった。

 魔王の城なだけあって、別に私が設定したわけではないのに、拷問部屋なんてものも存在していた。一度行ったことがあったけれど、創造するような血なまぐささは一切ない何とも清潔な部屋だった。

 まあ、まだ一回も使ったことなんてないから汚いわけがない。

 城にある無数の部屋たちは見事なまでに殺風景で、ものが一切おいていない部屋ばかりだった。

 エルロデア曰く、そうした部屋の模様替えなんかは管理ボードにて行えるそうだった。だけど、さすがに数十部屋を設定するのは骨が折れるため、私はとりあえず用がないうちはそのままにしておくことにした。

 蛻の殻状態の部屋たちを見て回るヒーセントは退屈な表情を一切見せずに一つ一つ扉を開けて花かを確認していった。

 一帯に何がそんなに面白いのか。私には理解できなかった。

 中身が空だと分かっていてものぞきたくなる衝動があるのか。

 ふと、オバロンの言葉が脳裏に浮かぶ。


『あいつは見た目通りガキなんだよ』


 確かに、無邪気に扉を開けていく彼女の姿を見れば頷けてしまう。

 私たちはほとんど城を一周したところで、ヒーセントが言い出す。


「では、次はおぬしが開拓しておる街とやらを見せてくれ」


 そうして、私たちは城門を通り、そこから延びる大きな街道をまっすぐ歩いていく。

 まだ道は開拓途中のため、土がえぐれ、不格好なものになってはいるけど、それはれっきとした道として、私たちの進む先を示していた。


「あちらに見えますのが岩窟人ドワーフの職人達になります。今現在、数棟の建物が完成まじかみたいですね」


 いつの間にかもうほとんど家の形ができており、後は外壁をつけていくだけのように見えた。けれどそんな私の見通しはだいぶ甘いようだった。

 作業中の彼らの元へ赴くと、ヒーセントの姿を見た岩窟人達は一瞬にして作業を放り投げ、私たちの前に……いや、ヒーセントの前に整列した。


「魔王ヒーセント様。お会いできて光栄でございます」


 やはり最初はドンラが言った。


「仰々しいのう。もっと楽にせえ。わっちも客人じゃ。そこまでかしこまらんでも良い。それより、おぬしらに聞きたいのじゃが、建物の完成はどれほどなのか」


「あと丸一日もあれば完成いたします」


「随分と早いのう。マリから聞いたが、作業を開始してからまだ数時間しか経ってないというではないか。流石は岩窟人というべきじゃ」


「魔王であられるヒーセント様にお褒め頂き光栄です」


 それにしても、随分と彼女は敬われている気がするけれど、何か理由があるのかな?


「ドルンド王国が他国へこうも優秀な人材を送るとは、随分と気前が良くなったものじゃ。わっちが会ったことのあるのは先々代の頃じゃったが、その時は蟻んこ一匹貸さない頑固な奴じゃったわ。じゃから、それと比べると、かなり進歩しておるではないか。よいことじゃ」


「そういえば、あの建物は何ですか? ここに建っているものとは少し風変わりなような……」


 それは今建設中の建物とは形や雰囲気が全然違うもので、簡易的に作られたような、小屋よりも大きな、けれど家というよりも小さい建物が、最初に設定した区域外に建てられていた。


「あれは加工場です」


「何をするところなんですか?」


「その名の通り、様々なものを加工するための場所になります。本来ならもっと多くの加工場を設けて、それぞれ加工するものに合わせて効率よく作業を進めていくんですが、あいにくと人手が足りませんので、一つの場所で様々な加工をしているのです。木材や鉱石を加工したりして、最適な建材を作るのが加工場の役割です」


「鉱石なんかも建物に使われるのですか?」


「もちろんです。鉱石は多岐にわたり用途が存在します。今回このダンジョンで採取できた鉱石の中に強固な外壁に加工できるものがありました。ですので、そちらを使いより丈夫な建物を創っていく予定です。鉱石の加工にはそれを溶かすための熱量が必要になるのですが、それもこのダンジョンで採れた鉱石で補えるので、問題ありません」


 多分、80階層の火山地帯で採れた鉱石がそうなのだろう。詳しくは知らないけれど、鉱石自体が高温の熱を帯びているものがあった気がする。


「今ちょうど一式できたところです」


 そういって加工場からルドルフが何かを持って出てきた。

 それは優に彼の体長を超える大きさの縦長の板? かな。板状の何かを担いでいた。

 そしてそれを私たちの前に置くと、彼がそのまま説明をしてくれた。


「これは外壁版といって、木材で軸組みしたスケルトンの建物に補強用の板を張り、その上に張り付けていくものになります。加工は少しばかり癖のあるものですが、慣れてしまえば存外簡単なものです。これがあれば、建物自体の工事も短縮できるんですよ。何せ張ってしまえばいいだけですからね。ま、それ用にある程度張る側にも工夫は必要になるんですが、それらを差し引いても、従来より時間短縮になります」


 もっとこう、古典的なレンガ造りの家になっていくのかと思っていたけれど、存外、前いた世界と変わらないつくりをするのね。


「面白いのう。是非わっちのところにも技術指導に来てくれんかのう」


 屈託なく笑うヒーセントに、流石にそれは難しいなと言わんばかりの表所を見せる岩窟人の職人たち。


「ほかにもその加工場で作っているのですか?」


「そうです。例えば街を支える基盤。道路の材料なんかもこちらで作っていく予定です。今のところ、まだそれらはできていませんが、今後物件ができていくにつれて、そちらのほうにも取り掛かれればと思っております」


「やっぱり、人手が足りませんか?」


 流石に数人の職人だけでは手が足りないようだった。実力こそあれど、数に勝るものはないらしい。


「わかりました。それでは後日、作業員を増員できるようにしますね。どのくらい必要ですか?」


「増やせるってんなら、ざっと50人は欲しいですね。それだけあれば、作業範囲が格段に増える。作業の同時進行だって可能になる。できれば同じ岩窟人のほうがいいですけど、別にこの際どんな種族でも構いません」


「わかりました」


「まだまだ随分とかかりそうじゃの」


 ヒーセントは区画整理された土色の広大な土地を見て言う。


「とても待ち遠しいです」


「そうじゃろうな。自分の国を作るというのは待ち遠しいものじゃ。わっちも若いころはそんな気持ちを抱いておったわ」


 一通り私のダンジョン内、もとい、101階層を案内し終わり、私たちは再び城内へ戻ることにした。

 そして、宴のままで戻ると、一人で優雅に葡萄酒を飲み続けているオバロンに声をかけ、ある部屋へと案内した。


「なんじゃここは?」


 案内したのは、広い部屋に大きな円卓が中央に置かれている部屋だ。

 今まで、守護者たちと話し合いをするために使っていた会議室カンファレンスルームとはまた別の部屋。


「こちらは同盟を結んでいただいた魔王と勇者打倒に向けた作戦会議をする場になります」


「いつの間にそんなもんを。随分と手の込んだ部屋だな。中央の円卓に席が8つ。つまり、すべての魔王と同盟を結ぶ前提で設えた部屋ってか」


「そういうことです」


「なら、わっちらの席は決まっておるのか?」


「はい。席の前にプレートがおかれています。この部屋を設定した際、まだ私は他の魔王様の情報を知りませんでしたので、順番でのみ書かせていただきました」


「となると、わっちの席は……ここか」


「俺の席はここだな」


「私の席はここになります」


 三人が自身の席に着く。

 入り口を入って、正面最奥の席が私。そこから時計回りに第一魔王、第二魔王、第三魔王、第四魔王、第五魔王、第六魔王、第七魔王となっていく。


「まだどういった話し合いの場を設けるかは全然決まっていませんが、ここで魔王同士話し合い、光側の攻撃に対しての対策を話し合えればと思っております」


「なるほどのう。ところでマリよ。おぬしの条件じゃが――」


 私の条件? 何のことだろう。


「国民はやれんが、街づくりの人員くらいは送ってやることはできるぞ。さすがに50人はだせんが、20人くらいなら派遣してもよい」


「本当ですか!? ありがとうございます!」


「ま、そうなればある程度の期間、こちらに滞在することになるんじゃが、それは別に問題ないじゃろ? そやつらの寝床くらいは用意してもらいたい」


「それでしたら問題はありません。協力していただくのですから、客人としてもてなしをさせていただきます」


「なに、別にもてなす必要はないんじゃが、ある程度、不自由な暮らしはさせたくないんじゃ。そのことだけ覚えておいてくれ」


「はい」


「なんだ、人員が足りないんなら俺からも出そうか? 貴様のところに居る綺麗な奴らとは相いれない醜悪な奴らだが、どうする?」


「お借りできるのなら、是非お願いしたいです」


「なんじゃ小僧、わっちにほだされたのか? らしくもないことを」


「うるせえババア! これは俺の意思だ!」


「ヒーセント様。オバロン様。本当にありがとうございます! すこしでもお返しができるよう、精一杯やらせていただきます!」


「本当にできた子じゃのう。そうじゃ、マリよ」


「はい?」


「おぬし、ほかの魔王との同盟を望むのなら、情報は欲しいじゃろう? わっちがほかの魔王の情報を教えてやろう」


「それはとても助かります。実は名前やちょっとした情報しか今持ち合わせていなくて、どこに住んでいるだとか、どういった人物だとか、全然わからない状況でした」


「おぬしの望む魔王の同盟じゃが、存外難しいことじゃぞ。わっちらはなるだけ協力はするものの、頑固な魔王たちをまとめるのは骨が折れるじゃろう。それに、魔王の居場所じゃが、まとまっていないのが非常にやっかいになる。例えば第一魔王のレオナードのやつじゃが、あやつは大陸の向こう。死黒海モルテネローレの中央に浮かぶ孤島におる。じゃから、こちらからのアクセスや、逆に向こうからのアクセスも困難になる。同盟を結ぶに至るまでに相当苦労するじゃろうな」

 死黒海モルテネローレって何だろう。海なら普通に船で行けるだろうし、それほど困難ではなさそうな気がするんだけれど。


「おいババア、マリはそもそも死黒海を知らねーと思うぞ。みろ、パッとしてない顔だ」


「ま、詳しい説明をする気はないが、簡単に言うとじゃ。船では渡れない海ということじゃ」


「そんなところがあるんですね。それでしたら、飛んでいけば問題ないのではないですか? 私の配下には空を飛ぶことができるものがいますので問題ないかと」


「じゃが、話をしに行って交渉がうまくいったところで、レオナードは空が飛べんのじゃ。あやつが海を渡れなければ同盟を結ぼうにも無理な話じゃろう。もし仮に、あやつを運んで海を越えたとしたら、きっとすんなり同盟を承諾するじゃろうな。あやつはなかなか阿呆な奴じゃ。じゃが、実力はそこの小僧よりも上じゃ」


「なにをもって俺の負けなんだ。一度も勝負したこともねーのに。ババアの勝手な推測にすぎない。信用するなマリ」


 信用するしないっは置いておいて、重要なことはその魔王レオナードとの交渉時は何かの策を講じなければいけないということだ。

 ただ、次にアクションを起こすのがそのレオナードになるわけじゃない。

 とりあえず、近場の魔王から交渉を進めていく予定だ。


「その時はまたご相談させていただきます。――一番近い場所にいる魔王はどなたになりますか?」


「そうじゃな。確か……第二魔王テステニアかのう。大陸の端にしげる大森林の奥地で暮らしておるやつじゃ。魔王の中では非常に常識的な奴じゃ。じゃが、極度の人見知りで、そもそも他人と話をするのを嫌がる。しかも、高度な魔法がつかえ、幻惑魔法により、森の中で隠れて暮らしておる。見つけ出すのが厄介かもしれんぞ」


 なんだか、面倒な魔王ばかりらしい。

 もっと、こうストレートに出会える魔王は他にいないのかしら。


「だが、一番まともな奴だとは思うぞ。臆病者だが、話せば通じるだろうよ。話すまでが大変だろうが」


「オバロン様もあったことがあるのですか?」


「同じ大陸にいるんだしな。一度しかあったことはないが、一応な。俺があったことがないのはクロストフィアという魔王だけだな。噂だと女というはなしだが。それ以外は知らん」


「わっちも魔王クロストフィアに関しては全然知らんのじゃ。本当に謎の多い存在じゃ。実力も何もわからないうえに、そもそも本当に存在しているのかもあいまいな存在でのう。ほかの魔王も、彼女にあったことがないという」


「でも、だとしたら、どこから魔王クロストフィアの情報が入ったのですか?」


「さぁな! いつの間にか名前が広まっていた気がする」


 椅子に背中を預けてぶっきらぼうオバロンはいう。


「魔王の存在はわっちら魔王同士には感じることができるのじゃ。たとえ、どんな偏狭な地に誕生したとしても、それを察知することができるのじゃが、流石に名前までは不可能じゃ。わっちもクロストフィアという魔王の情報はどこかから流れてきた眉唾な噂だった気がするのう」


 なんという曖昧な情報なのだろう。これじゃあ、一番合うのが難しいのはそのクロストフィアという魔王のようね。

 私の思い描く理想はいったい何時叶うのやら……。


「では、ヒーセント様のお勧め通り、魔王テステニア様にコンタクトを取ろうと思います」


「そうじゃな、まずは彼女から攻略するとよい。また何か欲しい情報などあればいつでもわっちに話すといい」


「話は終わりか? 随分とご馳走になった。また何かあれば俺も誘え」


「でしたら、私から提案があるのですが」


 席を立とうとした二人を制止して私は発言する。


「この部屋はもともとこうして魔王同士、話し合いをする場として設けております。ですので、可能であれば、定期的に今回のような魔王同士の会議を開催したいと思うのですが、どうでしょう?」


「魔王が一堂に会する会議か」


魔王会議リユニオンの開設です」


「俺は構わん」


「わっちも賛成じゃ」


「ではこれからこうした場を設けるようにしておきます」


「じゃが、それはいつ行う? 定期的にとは言うが、具体的にはどのぐらいの頻度で開催するのじゃ? それがわからなければ難しいじゃろう」


「それに、俺は場所が近いからいいが、ほかの魔王などかなり遠方からくるものばかりだぞ。わざわざここに集うのも大変な気がするが、そこはどう対処するつもりだ?」


「……そうですね。魔王の皆さんは転移魔法は使えるのですか?」


「俺は使えん」


「わっちは使える。じゃが、転移魔法も万能じゃないぞ? 一度訪れた場所にしか転移できない。じゃから、もし仮に使えても他の魔王には一度必ずここに来てもらう必要があるのじゃ」


「でしたら、それは何かこちらで代案を用意いたします。魔王の皆さんが簡易的にこちらへ来ることができるような何かを考えておきます。ひとまず、ヒーセント様は今回でここへ転移することが可能になったと思いますので、次は転移で来れるかと思います。オバロン様は代案が見つかるまでは、お手数ですが直接来ていただく必要があります」


「構わん」


「連絡手段ですが……」


「そんなもん、配下にさせればいいだろ。重大なことの用がない限り、めったに魔王同士で連絡などとらんだろうし」


「そうじゃのう使い魔なんかもおるし、別段困ることはないのう」


「ではそのようにいたします。お貸しいただける人員の手配なのですが、どのようにしてお借りすればよろしいですか?」


 二人の厚意で貸してもらえる街づくりの人員の件。なにかしらこちらから案内役として送ったほうがいいのかな?


「別におぬしが何かしようとせんでもよい。こちらで人員を選んで、こちらに送ってやる」


「俺も別に案内役なんていらんぞ。俺の配下は全員一度このダンジョンに来てるからな」


「かしこまりました」


 そして、ようやく長い魔王ヒーセントとの会談が無事終わった。

 席を立ち、部屋を出ようとしたところで、ヒーセントが言う。


「作業員じゃが、ギルドに依頼するというのも一つの手じゃぞ」


「ギルドにですか?」


「うむ。ま、一つの手として頭にとどめておくとよい」


「……かしこまりました」


「では随分と長居してしまったのう。ではこれでわっちらは失礼する」


「酒、うまかったぞ」


「ありがとうございました!」


「そうじゃ小僧、せっかくこの地まで来たのじゃ、おぬしの根城も見学していってよいか?」


「ふざけるな! 絶対行かせんからな。ババアが帰るまで俺は自分の根城には戻らんぞ」


「てれるでない! 久々の再会なのじゃ、うれしく思ってわっちを案内せぬか」


「断固として断る!」


 そんなやり取りをしながら、二人は光の門の中へと消えていった。

 私は転移門まで彼女らを見送ると、守護者たちにダンジョンの出口まで代わりに見送りするように伝えた。

 こんな時もダンジョンの外までいけないのがとても歯痒い。


「無事終わることができましたね」


 エルロデアがふとそんなことを言う。


「ええ。無事同盟も結べたし、人員も貸していただけることができた。いろんな情報ももらえた。これ以上ないほどに満足のいく会談ができたと思うわ」


 廊下の真ん中で、私は大きく伸びをする。


「さて、新たな課題ができたわね」


 魔王会議リユニオンに参加する魔王の移動手段の代案を見つけること。

 作業員確保のためにギルドへの依頼をすること。

 住人確保のための宣伝として、商業者ギルドの登録と商人の生成。


 今回の会談で、この三つのものが生まれた。

 この中の何から手を付ければいいのか……。

 直ぐにできることからやればいいか。

 だとすると……ギルド依頼ができるかな。

 アカギリとカレイドにメッセージで、依頼内容を伝えて、ギルドに依頼してもらえば済むし、すぐにでもできるわ。

 

 さっそく、二人に連絡を――




















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