四陣営戦争⑦

【白崎華代視点】


 ミンティス歴2030年 9月12日(異世界生活百二十八日目) 場所聖都


「〝我が仲間に力の加護を与えよ〟――〝力の加護パワー・へクス〟」


「〝我が仲間に守りの加護を与えよ〟――〝守りの加護ガード・へクス〟」


「〝我が仲間に速さの加護を与えよ〟――〝高速の加護スピード・へクス〟」


 コンスタンスさんの【付与魔法】が私達に宿る。

 ……気休めなのは分かっている。でも、少しでもケリーさんとの溝を埋められるのなら、それでいい。


「魔法騎士クリステラをセット。――ライトニング・ダブルですわ!!」


死出の案内仕りヴァルハラまで送りましょう!」


 汐見君と一ノ瀬さんが迫るケリーさんを挟撃した。

 ……でも、これじゃあケリーさんは止められない。【完全掌握 極】は汐見君と一ノ瀬さんが地面に押し付けられる未来を示している。


「祥瑞装――天威スカイ・プレッシャー


 そして、私の見た未来は現実になった。突如圧力が襲い掛かり、一ノ瀬さんと汐見君が地面に押し付けられた。

 立ち上がろうにも身体が動かないらしく、必死に立ち上がろうとしても、すぐに地面に張り付けられてしまう。


「俺の天威スカイ・プレッシャーは重力を操る効果を持つ。一度喰らえば二度と立ち上がることはできない。……二人動けなくなったから残りは二十六人か。それじゃあ、まずは回復要員から潰していくか! 第三の特殊武装――ホーミングレーザー」


「「〝彼岸と此岸に境あり。魔の者は魔の世界に留まりて決して越えることなかれ。一線を引き、結界を張り、あらゆる魔を通すことなかれ〟――〝護法の結界グレート・バウンダリズ〟」」


 高津さんと常盤さんが張ってくれた結界がホーミングレーザーから私達を守ってくれる。

 でも、いつまでも守ってばかりじゃケリーさんを倒して草子君の元に向かうことはできない。


「私を忘れてもらっては困ります」


「隙ありよ!!」


 【透明化】したイセルガさんが回し蹴りを放ち、変幻自在の秘宝の服ニーベルング・コスチュームの効果で風景に同化していた柴田さんが十状変り闘えフェイタル・ハルバードを振りかざす。

 一ノ瀬さんと汐見君に掛かっていた圧力が消えた……祥瑞装の効果が消えたということは、これで〈ジェラルド・R・フォード〉は完全に破壊できたということよね?


「……っう、応えたぜ。まさか、〈ジェラルド・R・フォード〉を破壊するとは恐れ入ったよ。番外の特殊武装――復活の石版レストア・リトグラフ


 ……まさか、〈装甲祥瑞エクイプメント・ファンタズマル〉が復活するなんて。


「それだけじゃねえ! 祥瑞神装――天圧威スカイ・ハイ・プレッシャー


 一ノ瀬さんと汐見君だけじゃない――私達全員を効果の対象にしてしまうほど、範囲も威力も上がっている。


復活の石版レストア・リトグラフには一度だけ〈装甲祥瑞エクイプメント・ファンタズマル〉を復活させる効果がある。そして、もう一つ――復活の石版レストア・リトグラフで復活した〈装甲祥瑞エクイプメント・ファンタズマル〉は一度だけ性能が大幅に向上する。――天威スカイ・プレッシャーは三人までにしか効果を及ぼせなかったが、天圧威スカイ・ハイ・プレッシャーは対象人数が百人以上に増える上に、その圧力も桁違いに上昇する。――最早逃れる手はねえよ」


 動けない……でも、魔法なら。……やっぱり無理……【属性魔法乱反射】の効果で却って被害を増やしてしまう。


「……ん? こちら、ケリー。召喚部門部門長を倒したから撤退? 分かった、すぐに行く……って訳で冒険者ギルドの占拠はこの時をもって終了する」


 ……助かった、のかな?


「みんな、神殿宮に向かおう。今ならまだ間に合うかもしれない」



 ミンティス歴2030年 9月12日(異世界生活百二十八日目) 場所聖都


 エンリに飛空戦艦エンリルの機能を全停止させてから念のため飛空戦艦エンリルを破壊し、ジューリア達が待つ聖都の外れに向かう……と、その前に。


「〝嗚呼、大いなる主よ! 今こそ汝の慈悲でこの世を彷徨える者達をお救いくださいませ〟――〝光聖霊退散セイクリッド・ターンアンデッド〟」


 よし、これで召喚した死霊騎士デス・ナイトは全部浄化できたか。

 俺が飛空戦艦エンリルに突入している間に超帝国マハーシュバラは撤退を開始し、ダニッシュ達召喚部門は全滅したらしい。

 つまり、ダニッシュの目論んだ聖都消滅作戦は失敗したという訳か。……まあ、人生って思い描いた通りにはなかなか進まないからね。


「やっほー。とりあえず戦争は終わったっぽい。ということで帰宅して問題ないと思うよ。損害の補填については後でミント正教会の方に費用渡しておくから、自己申告でお願いします」


 まずは避難してきた人を帰宅させてからだ。

 神殿宮の復旧も含めて聖都の復興には時間は掛かるだろうけど、幸い聖都以外は特にダメージを受けていないし、国家同盟に協力を仰ぐこともできる。


 一応、建物にダメージが出ないように戦ったつもりだけど、ヴァパリア黎明結社と超帝国マハーシュバラ、エンリはそんなこと気にせずに暴れ回っていたし……でも、一番被害が出ているのは全壊した神殿宮な気がする。


「んじゃ、こんなところで立ち話もなんだし、一旦神殿宮跡地に行くか」


 〝移動門ゲート〟を開いて神殿宮跡地に向かう。

 ……うわ、瓦礫だらけ。流石にこれじゃあ掘っ建て小屋を建てるのは無理か。


「メル教皇ポープ、この瓦礫一掃して新しい神殿宮建てちゃってもいい? なんか面倒になってきた」


「「「「「新しい神殿宮を建てる!?」」」」」


 ネメシス、ピエール、ハインリヒ、照次郎、孝徳……そんなに驚くこと?


「草子さん、そんなことできるの?」


「メル教皇ポープが望むならね。ほら、ここミント正教会の土地だから勝手に俺が土木工事できない訳ですよ。一応許可を取った方がいいかなって」


「草子さん、お願いします」


 んじゃ、メルの許可も貰えた訳だし、突貫工事を始めますか。

 工程その一。


「〝世界を構成する有象無象よ、色即是空空即是色の理に従い、新たな世界を作る糧となれ〟――〝雲散霧消-Decompose to elements-〟」


 〝エレメント・スキャター〟を改良した魔法で【叡慧ヲ窮メシ者】で捕捉した対象を分解する。


「……まさか、女神ミント様を祀り続けた神殿がこうもあっさりと」


「ハインリヒさん、飛空戦艦エンリルに壊されている時点で加護があったとしたら失われているから。なんなら、後で女神ミントを呼び出して加護を与えてもらおっか? そっちの方がいいんじゃね? 女神降臨の地とかで観光地化できるよ」


「……カタリナ様はさらりと言ってしまわれるが、神を召喚するというのは本来あり得ないことなのだぞ」


 いや、こんなモブキャラにも召喚できるんだからネメシスにも召喚できると思うようよ。まあ、適正の点でいけばピエールの方が可能性が高いけど。


「あっ、そうそう。今更だけどこの姿の時はカタリナじゃなくて能因とか草子とかそんな感じで呼んでくれないかな?」


 カタリナの時と気持ちを切り替えている訳だし、混同されると反応に困るんだよね。


「メル教皇ポープ、神殿宮は前と同じ構造がいい?」


「草子さんにお任せするよ♪」


 んじゃ、二つ三つ部屋を増やしつつぐちゃぐちゃした構造を改善するか。

 完全に機能性を度外視した意味不明な構造だったし……変な増改築とかし続けたのかな? 耐震性とか心配だ。


 【叡慧ヲ窮メシ者】で完成予想図を作成する。

 いやぁ、やっぱり凄いなぁ、【叡慧ヲ窮メシ者】。CADなんて使ったことのない建築素人と高校生が神殿宮の設計図を描くとか異世界クオリティが無ければ無理だなってつくづく思う。


「〝我が建造物を創り出せ〟――〝要塞創造-Fortification creation-〟」


 名前は要塞を作る魔法だが、実際は望んだ建物を創り出す魔法だ。

 土属性と金属性、木属性の複合だから大理石メインの建造物にフローリングと木で創った家具を設置することができる……まあ、その程度の魔法です。


 ちなみに必要魔力は〝爆裂魔法ハイパーエクスプロージョン〟十発分に相当します……ええ、壊すのが作るより簡単なのはいつも通りです。


 皮の袋から紙とボールペンを取り出し、【叡慧ヲ窮メシ者】の図面を書いて完成。


「ネメシスさん、これが新神殿宮の図面になります。何階か増築しつつ中のぐちゃぐちゃな構造を整理したんで前より歩きやすくなっていると思います。後、オリハルコンを使って耐震補強しておいたんで、モーメントマグニチュード9.0――つまり、俺の知る最大級の地震には耐えられる構造になっています」


「何から何までありがとうございます。……私も実は前々からここの構造は面倒だと思っていたのだ」


「……ネメシスさん達でも迷うなら俺達が迷うのも当然だよな」


「照次郎君の言う通りだ。やっぱり構造が悪かったんだよ!」


「照次郎、孝徳……二人とも覚える努力を怠ったせいだろう? メイドさんに何度も迷惑を掛けたそうじゃないか」


 レーゲンが照次郎と孝徳にジト目を向ける。

 まあ、努力を怠って覚えられなかったのを建物のせいにするのは単なる責任転嫁だよな。


「それじゃあ、まずは謁見の間に行こうか。事情の説明と今回の件の詳細説明はそこで行いたいと思う」


 照次郎と孝徳には榊翠雨が死後どのようにレーゲンになったのか、その説明が必要だろう。


 ユーゼフ達にはこれまで騙してきた謝罪と、その理由を説明しないといけない。


 ネメシス達には戦争の結末を伝えないといけないだろう。特に、ヴァパリア黎明結社に対して殺意を抱いていたジューリアには俺の得た戦争の結末を知ってもらわなければならない。


 ……まあ、気が重いけどね。



「時系列順に話していこうと思う。ということで、まずはレーゲン君からこれまでの経緯を説明してもらおう」


「分かりました。……まず、僕は実地試験の最中に殺された。その辺りの話はジューリアさんに聞けば分かると思う。僕を最終的に殺したのはジューリアさん率いる隠法騎士修道会だ」


「……お前が、お前が翠雨を!!」


 照次郎がジューリアの胸倉を掴む。孝徳は照次郎のように暴力に訴えてこそいないが、その目には怒りの炎を宿している。

 一方、ジューリアの方は為すがままにされていた。自分の罪を理解しているから暴力を振るわれるのも致し方ないと考えているのだろう。


「照次郎、やめてくれ。僕はジューリアさんの仲間を何人も殺している。それに、ジューリアさんもそうせざるを得なかった。……僕はジューリアさんに何一つ恨みを持っていない」


「翠雨がそこまで言うのなら」


「そうだね。翠雨君が認めた以上、僕らが彼女に暴力を振るう意味が分からないね」


「……その後、殺された僕は何もない白い部屋で目を覚ました。その時に僕の目の前にいたのが女神ミントの親友を名乗る女神オレガノ……えっ? 自称じゃなくて本当に親友だって? それ、勘違いじゃない?」


 レーゲンが辛辣な言葉を投げかけているのは女神オレガノの意識を持つ【叡智賢者】か。

 ぱっと見だと独り言を言っているようにしか見えないな。事情を知らない人からは奇異な目で見られるんじゃね。


「その時に女神オレガノに交渉を持ち掛けられたんだ。『転生させる代わりに女神ミントを救って欲しい』って。まあ、神の声が聞こえる僕には最初から神様が囚われていることが分かっていたから、それが女神ミントだという話にも納得がいったんだけど」


「……翠雨君、さらりととんでもないカミングアウトしたよね」


 孝徳は信じられないものを見るような目を向けているけど、一度神の存在を知ってしまった以上、認めるしかないという状況に追い込まれているみたいだ。

 照次郎も似たようなものか。


「そして、僕は魔獣としてこの世界に転生を果たし、途中で出会った草子さんの助力を得ながらここまで来たってことになる。……途中、共和政府に乗り込んだり、国家同盟が結成されたり何度か歴史的な瞬間に立ち会わせてもらって、充実な時間を過ごさせてもらうことができた。……勿論、これからも草子さんと一緒に旅をするつもりだけどね」


「まあ、それは後で丁重に断るとして……次は俺の話だな。まずは、ユーゼフ、ユリシーナ、ゼルガド、ペトラニーラ……これまで騙していたことについて謝罪しなければならない。本当に済まなかった。勿論、謝って済む問題じゃないことは承知している。ユーゼフはカタリナの力になりたいからと力を求めて人間をやめてしまったし、ユリシーナさん達にも宗教を捨てさせてしまった」


「いえ、それはもういいですよ。アタシはユリシーナさんと一緒にいれればリコリス教でもミント正教会でも関係ないですし」


「……ペトラニーラさんのことはあれだが、私も特に文句はない。まあ、信用してもらえなかったというのは悲しいが」


「俺もユリシーナと同意見だな。問題はユーゼフだ」


 ユーゼフとはカタリナとして長期間一緒にいた。それこそ、カタリナに対して恋愛感情を抱いてしまうほどに。


「……理由を、説明してくれませんか?」


「ミント正教会を……いや、マジェルダを騙し、ミント正教会の内部に入るためだ。今回はマジェルダに女神ミントという人質を取られている状況だった。だから、絶対にマジェルダが逃げられない状況で攻撃を仕掛ける――そのために聖女ラ・ピュセルとして名声を高め、ミント正教会に招待されるという形で潜入するのが一番だと考えた。それに、これならマジェルダの油断を誘うことができる」


「それだったら、僕に話してくれたって良かったじゃないですか! 僕がどれだけショックを受けたか……初恋だったんですよ」


「……いや、流石にこんなことになるとは思わなかったから。……何故、ユーゼフ達に事情を説明しなかったか、その理由は二つ。まずは本当の意味でミント正教会の人間を信用できなかったから。だけどそれはユーゼフと一緒に過ごす中で解決した。もし、俺がカタリナだったら惚れてたと思うよ。……もう一つは本人にその気が無くても秘密がバレる可能性を危惧したからだ。隠し事というのは知っている人が少なければ少ないほど隠し通せる確率が高まる。だから、ユーゼフ達を信用できると確信した状況でも説明しなかった」


「分かりました。草子さん……いえ、今だけはカタリナ様と呼ばせてもらいます。貴女にとって、僕達は仲間でしたか?」


「ええ、少なくとも私はそう思っています。ユーゼフ様達は掛け替えのない私の大切な仲間です。……だからこそ、もしユーゼフ達が望んだとしても、ここからの旅には連れていけないんだけどな。……最後に、今回の戦争の結末について話そうと思う。まず、マジェルダだが飛空戦艦エンリルのAI、エンリにより殺害されたことが判明している。それからダニッシュだが、恐らくだがインフィニットに殺害された。超帝国マハーシュバラが撤退したところから見てまず間違いないだろう」


「そうか……ダニッシュや死にし」


 ジューリアにとっては因縁の敵を自らの手で討てなかったという虚しい感情が残る結果になった。

 まあ、超越者デスペラードであるダニッシュにジューリアが勝負を挑んだところで勝ち目は無かっただろうけど、そういう問題じゃないだろうからな。


「飛空戦艦エンリルは完全に機能を停止したので、今回の戦争はとりあえず終止符が打たれたということでいいと思う。ここまでで何か質問はあるか?」


 今の話について疑問は今のところ出なさそうだな。……唐突なこと過ぎてイマイチ咀嚼しきれていないというところか。

 咀嚼したところで腑に落ちないことがあれば聞いてくる。まあ、その辺りだろう。


「……草子さん、これからどうするつもりなんだ?」


「とりあえず、クライアントの依頼は魔王の討伐だからサクッと終わらせようと思う。ついでに魔王軍にもヴァパリア黎明結社の関係者がいるだろうから、ソイツもなんとかすることになるだろうな」


「……能因草子。汝につきゆかばヴァパリア黎明結社と会ふべしや?」


 ジューリアはあの場でヴァパリア黎明結社に対して怒りを抱いた。

 このまま放置していてもヴァパリア黎明結社を探し出して戦いを挑むだろう。……例え、自らの命を燃やし尽くしてもヴァパリア黎明結社を倒す――その覚悟を俺はジューリアの目から読み取った。


 今のジューリアではヴァパリア黎明結社は倒せない。だが、この覚悟が超越者デスペラードに彼女を至らせるのであれば、まだ可能性はあるが。

 それでもかなり危険な道だ。そして、ジューリアはそれを理解した上で、茨の道に足を踏み入れようとしている。


「……一緒に来るか? 今のお前では間違いなく死ぬ。もし、超越者デスペラードに至っても場合によっては死ぬ。ヴァパリア黎明結社と戦うっていうのはそういうことだ。……その覚悟が無いのであれば、ヴァパリア黎明結社への復讐は諦めてここで大人しくしてろ」


「この命が果つれども構はず。我のやむごとなき者等を、いと恋しきミンティス教国を塵のごとくポイ捨てせるヴァパリア黎明結社だにえ倒さば」


「「「「――ジューリア!!」」」」


「……私も行こう。ジューリアを一人で行かせる訳にはいかない」


「ネメシスさん。それは、ヴァパリア黎明結社を本当の意味で憎み、倒そうという覚悟があるから発している言葉じゃないだろう? 誰かと一緒に居たいからとか、そんな甘い覚悟で軽々しく口にしていいことじゃない。……丁度いい。榊翠雨、俺の気持ちを変えさせるって言ってたな。本気でヴァパリア黎明結社と戦うなら、俺の手加減程度、簡単に倒せるよな? 他の者も同様だ。本気でヴァパリア黎明結社と戦うのであれば、真価を示せ。言葉を弄するのではなく、俺を倒してみろ。ということで、覚悟がある奴は前に出ろ」


 レーゲン、照次郎、孝徳、ネメシス、ピエール、ユーゼフ、ユリシーナ、ゼルガド、ペトラニーラ――メルとハインリヒ、既に同行が決定しているジューリアを除く全員か。

 ……それじゃあ、見せてやるよ。バグったモブキャラの手加減をな。

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