【汐見海/一ノ瀬梓視点】異世界で知り合いだと言って近づいてくる人がいたらその人はもしかしたらパラレルワールドで関係していた人かもしれない。

 異世界生活一日目 場所クリスタルの洞窟、地下三階


【汐見海視点】


「魔法騎士クリステラをセット!」


 再び魔法騎士クリステラの姿に戻し、剣を構える。

 敵は【鉄壁の守り】を持つクリスタルタイマイ……通常攻撃はまず通用しない。


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・攻撃系魔導技アビリティ

「ランク:SSRダブルスーパーレア 属性:攻撃 『浸透攻撃』……『攻撃が通らねえって? そりゃ硬い敵には通用せんよ。敵が硬いなら柔らかいところに攻撃を当てればええ』」

必要想片ハート・フラグメント:1000

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 防御を貫通してダメージを与えるスキル……純物理攻撃限定で、更にダメージが二分の一に減少するからとゲーム時代はそこまで重宝した記憶はないけど、まさか異世界に来て役に立つなんて……ってそんなんばっかだな。


 クリスタルタイマイに近づき連続攻撃を仕掛ける。

 なかなか倒れなかったけど、八撃目を入れた時にようやく撃沈した……途中で尻尾攻撃を繰り出されていたら仕切り直しになっていたな。


 『全マップ探索マスタリー』の効果で表示されたマップを参考にして迷宮を進む。

 途中、クリスタルバッドとクリスタルスパイダーに何度か遭遇したけど、特に苦戦することなく撃退できた。

 稀にクリスタルドラゴンも現れたけど、比較的簡単に討伐できた。それよりも苦戦したのはクリスタルタイマイ……ドラゴンより厄介な亀って。


 ちなみに、後々検証して判明したことだが【鉄壁の守り】と【奇跡の甲羅】を使える甲羅の中に身体が収納される形態は最長三分で、その間は他のスキルが使えなくなることが判明した。


 今にも崩れそうな石階段を三つ上がって地下から脱出することはできた。

 だけど魔獣の顔触れには未だ変化がない……レベルは下がったっぽいけど。


「あっ、光が見えましたわ! 出口ですわね!!」


 少し向こうに光っている部分があった。『全マップ探索マスタリー』で調べたマップだとあそこから先は空白になっている……つまり、外だ!


 最後のクリスタルスパイダーを斬撃で切り倒した僕はそのまま洞窟の出口に向かって走った。


「ここは……」


 洞窟を出た先に広がっていたのはどこまでも続く草原だった。

 『全マップ探索マスタリー』を発動し、場所を調べてみる。どうやら、ここはウィランテ大山脈という場所らしい。


 近くにはフィジリィルの村という小さな集落があるようだ……良かった。色々とこの世界のことを聞けそうだ。


 ん? マップに魔獣の反応が。早速来なさったか!


-----------------------------------------------

NAME:イェスハウンド

LEVEL:62

HP:369/369

MP:0/0

STR:56

DEX:238

INT:1

CON:120

APP:-5

POW:120

LUCK:0


SKILL

【爪術】LEVEL:25

→爪を上手く使えるよ!

【引っ掻き】LEVEL:25

→引っ掻きが上手くなるよ!

【咬みつき】LEVEL:25

→咬みつきが上手くなるよ!

【体当たり】LEVEL:25

→体当たりが上手くなるよ!

【疾駆】LEVEL:25

→速く走れるようになるよ!

【豪脚】LEVEL:25

→脚力を上げるよ!

【嗅覚】LEVEL:25

→嗅覚が鋭くなるよ!

【威圧】LEVEL:25

→威圧感で相手を怯ませるよ!

【咆哮】LEVEL:25

→咆哮で仲間に居場所を知らせたり、威圧できるよ! 【遠吠】の上位互換だよ!


ITEM

-----------------------------------------------


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NAME:エステンメノスクス

LEVEL:63

HP:528/528

MP:0/0

STR:180

DEX:160

INT:0

CON:209

APP:-6

POW:209

LUCK:5


SKILL

【角術】LEVEL:21

→角を上手く使えるよ!

【疾駆】LEVEL:30

→速く走れるようになるよ!

【豪脚】LEVEL:30

→脚力を上げるよ!

【突進】LEVEL:35

→突進が上手くなるよ! 【体当たり】の上位互換だよ!

【捨て身】LEVEL:35

→捨て身攻撃が上手くなるよ!

【噛み砕き】LEVEL:21

→噛み砕きが上手くなるよ! 【咬みつき】の上位互換だよ!

【威嚇】LEVEL:21

→威嚇が上手くなるよ!


ITEM

-----------------------------------------------


-----------------------------------------------

NAME:スミロドン

LEVEL:60

HP:369/369

MP:0/0

STR:329

DEX:45

INT:12

CON:105

APP:15

POW:105

LUCK:5


SKILL

【爪術】LEVEL:20

→爪を上手く使えるよ!

【引っ掻き】LEVEL:20

→引っ掻きが上手くなるよ!

【噛み砕き】LEVEL:80

→噛み砕きが上手くなるよ! 【咬みつき】の上位互換だよ!

【飛びかかり】LEVEL:20

→飛びかかりが上手くなるよ!

【嗅覚】LEVEL:30

→嗅覚が鋭くなるよ!

【威圧】LEVEL:20

→威圧感で相手を怯ませるよ!


ITEM

-----------------------------------------------


 そこまで強くはなさそうだ。というか、洞窟の中よりも遥かに弱くなっている。


「フリージング・ハリケーン!!」


 吹雪を伴った竜巻を放ち、やせ衰えた毛のない犬擬きとサーベルタイガーの亜種みたいな魔獣、巨大な角と口吻から覗く鋭い牙を持つ魔獣を巻き込ませて絶命させる。

 ……ところで、レベル的には格上ばかりだけど、なんで一撃で倒せるんだろう? もしかして、僕の攻撃力ってかなり高い部類に入るのかな?


 草原を歩きながら下山すること十分程度、フィジリィルの村を見つけた。


「ん? 見かけない顔だな。剣士さんか? えらく別嬪だな」


 村に近づくと羊飼いらしいおじさんに声を掛けられた。


「あの……旅のものなんですが、この村に宿ってありますか?」


「生憎とこの村は小さくてな。来客用の宿ってのはないんだ。山を降りちまえばあるけどよ。……もし泊まるところがねえならうちに泊まっていくか? ついでに俺のお嫁さんになってくれないか?」


「おっ、お断りしますわ」


 ……目が厭らしい。何をするか分かったものじゃないな。


「そうかい……しかし、珍しく来客が続いたもんだ。一体何かあるのかねぇ? 前は一ノ瀬梓っていう別嬪さんが村に来て暫く滞在していたが」


 ……ん? 一ノ瀬……梓? もしかして、一ノ瀬梓ちゃん!! うそ、あの子もこの世界に来てるの!!


「その旅の方ってその後どうしたんですか?」


「もしかして知り合いだったか? その梓って娘は、今朝ウィランテ=ミルの街を目指して出発したよ。……今は昼だからな。追いつくのはちょっと厳しそうだ。……そういえばリュフォラの町に一泊するって言ってたな。リュフォラの町に行けば合流できるかもしれないな」


「ありがとうございますわ、羊飼い様」


 羊飼いにお礼を言ってから、リュフォラの町を目指して走る。

 幸い、魔法騎士クリステラの身体は女子にしてはかなり体力がある……というか、多分男だった頃の僕よりも体力面で優っている……言ってて悲しくなってきたよ。


 イェスハウンドを斬り倒し、エステンメノスクスを刺し殺し、スミロドンを薙ぎ払い……とにかく急いでいたから何体モンスターを倒したか分からない。


 夕暮れの頃、ようやくリュフォラの町に到着した。

 そして、まずは宿屋に入ろうとして……。


「あの、お客様。当宿では代金は前払いなのですが……」


 仲居のお姉さんに言われて金がないことに気づいた。……やっちゃった。


【一ノ瀬梓視点】


 異世界生活五日目 場所ウィランテ大山脈、リュフォラの町、宿屋 花橘


 リュフォラの町には昼過ぎ頃に到着した……といっても今日はここに泊まる予定だから、まだ時間があるからといって先に進むことはないけどね。


 リュフォラの町に一軒ある宿屋 花橘で仲居のお姉さんに一日分の宿泊費を支払ったボク達は、日が暮れるまでリュフォラの町の店を覗いてみることにした。


「いらっしゃい。靴屋ナザールへようこそ。当店にはお嬢さんが履くような上等な靴はないよ」


 まず入ったのは町に一つしかない靴屋のナザール。

 勿論、目的はハイヒール以外の――歩きやすい靴を手に入れるためだ。


「歩きやすい靴を一つ買いたいのですが」


「そういうことならいいが……お嬢さんのお眼鏡に叶うような可愛らしかったり美しいかったりって靴はないよ。後、ガラス製の靴とかもな」


 ガラス製の靴ってシンデレラかな? もしかして、地球出身者が童話を広めたりしたのかな?

 オーダーメイドで靴を作るとかなり時間が掛かるそうなので、既製品の品から選ぶことにした。幸い、ボクの足にあう革靴があったのでそれを購入した。本当はスニーカーとかが良かったんだけど、流石に異世界にある筈がないからね。


 町を歩いていると串焼きの屋台を発見したのでゼラさんと二人で買って、食べ歩きつつ町を探索する。


 次に訪れたのは宝飾品を売る露天だ。偶然町に来ていた行商人が開いた期間限定の店らしい。


「……私には似合わないわね」


 一瞬目をキラキラさせながらも、ゼラさんはすぐに手にとったネックレス置いてしまった。

 ……うん、似合うと思うんだけどな。


「行商人さん。このネックレス、いくら?」


「金貨二枚だ……だけど、お嬢さん達可愛いか金貨一枚にしてあげるよ」


「もう少し、負けてくれないかな♡」


「お嬢ちゃんは、上手だなぁ。よし、おじさん、銀貨十三枚まで負けてあげるよ!」


 銀貨十三枚……えっと、千三百円くらい? いくらなんでも負けすぎだと思うけど。でも、安くしてくれるのならいいか。


「はい、ゼラさん。ボクからのプレゼント」


「……いいの?」


「色々とお世話になっているからね。まあ、これを買ったお金はゼラさんからもらったものなんだけど。……貰ってくれないかな?」


「ありがとう、梓さん」


「ん? プレゼント用だったのか? おじさん感動しちゃったよ。よし、お嬢ちゃん、おじさんからプレゼントだ。何か一つあげるよ」


 このおじさん……商売に向いていない気がする。

 おじさんの好意をありがたく受け取ってルビーのイヤリングをもらった。


 楽しいな。ボクってあんまりこうやってゆっくり友達と街を歩いたことってないんだよね。

 志島さん達とコミケに行ったことはあるけど、あれって戦場だから。……そのせいか、志島さん達のことを戦友だと思っている節があるんだよね。


 夕暮れになった頃、宿屋 花橘に戻った。


「とりあえず、夕食を摂りましょう」


 宿屋 花橘の一階にある食堂は小さなバーみたいになっている。

 ボクはゼラさんと向かい合って椅子に座り、仲居さんを呼んで夕食を注文した。


 ボクが宿屋 花橘のカウンター付近で何か揉め事が起きているのに気づいたのはその時だ。


「あの、お客様。当宿では代金は前払いなのですが……」


 どうやら、騎士のお姉さんがお金を持っていないようで、宿に泊まれないらしい。

 このまま野宿という訳にもいかないだろう。


「……妙ね。旅人なら宿に泊まるくらいのお金、持ち歩いていると思うんだけど」


「……ボクみたいに異世界に召喚された人とかかな? 装備もあんまり汚れていないみたいだし。だとしたら、ボクが助けない訳にはいかないなぁ。ボクだって助けてもらった側の人間だし」


「そうね。いいと思うわ」


 ゼラさんには席に座っておいてもらい、ボクは一人で揉め事の渦中へと歩いていった。


「あの、お金がないようでしたらボクがお支払い致しますよ」


「ほ、本当にいいのですか? よかったですわ、野宿するなんて初めてですから、心配だったんですわよ。……お礼は必ずいつかお支払いしますわ」


 予想通り、女騎士さんは無一文だった。代わりに宿代と食事代を出すことにした。


「私の窮地をお救いくださりありがとうございますわ。私は、メーア・ゼーエンと申します」


 彼女の名前はメーア・ゼーエンというらしい……日本人じゃなかったみたいだ。


「メーアさんね。私はゼラニウム=レーラ、フィジリィルの村出身の魔法使いです」


「ボクは一ノ瀬梓。……まあ、こっちの世界だと珍しい名前だよね」


「……もしかして、一ノ瀬梓ちゃん……やっと会えたわ!!」


 ……えっと、何? いや、ボクにドイツ人の知り合いはいないけど。

 もしくは異世界カオスの現地民? いずれにしても、メーア・ゼーエンの名前は知らない。


「あっ、そういえば『礼儀作法マスタリー』をONにしたままでしたわ! ……これで、よし。一ノ瀬梓ちゃん、覚えていませんか? 今は訳あって性別が変わっていますが、クラスメイトの汐見海です」


 ……汐見海? 誰それ?

 性別が変わったってことは元は男の子か……う〜ん、昔のクラスメイトにいたような記憶もないし。


「梓さん、知り合いなの?」


 ゼラさんが不思議そうな顔をしながら質問した。


「汐見……海。やっぱり知りませんね」


「そんな……そうだ、『FANTASY CARDs』は? 出会いのきっかけになった『FANTASY CARDs』は知りませんか?」


 『FANTASY CARDs』……聞いたことがないな。


「『FANTASY CARDs』……それってもしかして何かのゲームだったりする?」


「……そんな」


 うん……これは、酷いことをしちゃったっぽい?

 何か大きな勘違いをしているみたいだけど……でも、一ノ瀬梓は確かにボクの名前だし……同姓同名の誰かと間違えているとか?


「ちなみに、クラスメイトって言ってたけど……汐見君は何歳なの?」


「……14歳です」


 14歳ということは、中学二年生か中学三年生か……話的に親しかったってことだから、何かしらの繋がりがあった人……やっぱりいないし、仮に同世界から召喚されたとしたら、この差はあり得ない。過去から召喚したとしても……やっぱりおかしい。となれば。


「ちなみに、その一ノ瀬梓さんってのは女の子なんですよね?」


「勿論、そうに決まってます!」


 いや、中性的な名前だからどっちにも使えるんだけど。


「やっぱり……そういうこと。汐見君、君はボクとは違う世界から召喚されたんじゃないかな?」


 ボクの言葉に汐見君とゼラさんが首を傾げている。


「僕は地球の日本という国出身ですよ? 一ノ瀬梓ちゃんも日本出身ですよね?」


「まあ、そうなんだけど。いくつか違うところがあるんだよね。まず、今のボクの年齢は16歳で、同級生になることはあり得ない」


「……確かに、ステータスは嘘をつきませんし、本当みたいですね」


 汐見君、他人のステータスを見られるんだ。今まで確認しなかったのはプライバシーを配慮してかな?


「二つ目に、ボクは『FANTASY CARDs』ってゲームを知らないし、汐見海という名前の知り合いもいない。そして、三つ目なんだけど……ボクは男だよ?」


「「…………えっ!!」」


「……今、物凄いカミングアウトがあったんだけど……梓さんって、女よね? どう見ても」


 そういえば、ゼラさんに話してなかったっけ?

 その辺り、できれば秘密にしておきたかったから。


「この世界に来る前は、身体は男だったよ。ただ、心は女の子だったんだよね。そのせいか、あんまり男の格好が好きになれなくて女の子の格好をしていたんだけど。で、この世界に来た時に【性転換】のスキルを使って心の性別に身体の性別を合わせたんだよ。でも、恋愛対象は女の子だよ」


「……かなり複雑ね。でも、良かったわ。それなら、私にもまだチャンスが……」


 ん? ゼラさん、どうしたのかな?


「つまり、一ノ瀬梓さんは一ノ瀬梓ちゃんとは違う世界の一ノ瀬梓ちゃんということですか? つまり、パラレルワールドの一ノ瀬梓ちゃん」


 うん、ようやく汐見君も理解してくれたようだ。良かった。


「パラレルワールドって何かしら?」


「パラレルワールドってのは、ある時空から分岐し、それに並行して存在する別の世界を指す言葉だよ。もしもの数だけ分岐を繰り返すと言われている」


「つまり、この世界にもパラレルワールドが存在するという訳ね」


「あんまり考えてはいなかったけど、きっとそういうことだよ。ただ、基本的にその世界にいる時、パラレルワールドを観測することはできない。異世界という完全に別世界に複数のパラレルワールドから召喚されたから、別々のパラレルワールドの人間が出会うことができるってことなんだと思うよ」


 もしかしたら、異世界モノの小説によく出てくる地球や日本も、本当は別々のものを指すのかもしれない。ただ、法則や歴史がほとんど同じだから気づかないだけで。


「ところで、汐見君はこれからどうするの?」


「とりあえず、冒険者になろうと思います。最終的な目標は僕の世界への帰還と、この女の子の身体から元の姿に戻ることですね。元の世界に戻ったら、一ノ瀬梓ちゃん……僕の世界の梓ちゃんに告白しようと思っています」


「そっか。応援しているよ。……でも、なんだか不思議な気分だな」


 ボクとは違うもう一人の一ノ瀬梓ちゃん……か。どんな娘なんだろう?


「もし、良かったらボク達と来ない? ボク達も冒険者になろうと思っているし」


「私も異論はないわ。二人よりも三人、それに汐見君も強いんでしょう?」


「あはは……どうなんでしょう? 僕の力って僕のやっていた『FANTASY CARDs』のものみたいなので、あんまり比較ができないんですよ。ちなみに、この身体も『FANTASY CARDs』のキャラに変身しています。変身を解くとこんな感じですね」


 女騎士の身体が光に包まれ、純白のプリンセスラインドレスを着こなした金髪のお姫様が現れた。

 食堂にいた人も汐見君の変化に驚き、そのまま見惚れてしまっている。確かに可愛いからね。


「この身体は『FANTASY CARDs』の主人公、オリヴィアのものです。オリヴィアはデフォルト名でメーア・ゼーエンは、この主人公に僕が付けた名前になります」


 なるほど、それでメーア・ゼーエンか。


「この身体ではあんまり戦えませんが乙女プリンセスと呼ばれるゲームのヒロインキャラ達に変身することでその力を使えるようになる――それが、僕の能力です」


 元々はどういうルールの美少女ゲームだったかは知らないけど、それが下敷きになっているスキルなのか。

 そういうのもあるんだな。


「改めて、汐見海です。よろしくお願い致します。今後は混乱を避けるためにメーア・ゼーエンとお呼びください」


「よろしくね、メーアさん」

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