終章 時の万華鏡(美しくも繊細な恐怖)
(第二幕 終章) 登場人物・用語集・場所説明
『登場人物一覧』
ダニエル・エバンズ……ワシントン大学 メディカルセンターに勤務する、精神科医。四九歳で既婚者。大学では香澄やフローラと異なる精神医学を専攻しており、博士号を所持している。
前作『命の天秤』にも登場しており、ケビンやフローラとは面識がある。そして本作では、香澄とエリノアの担当医師となる。
キャサリン・パープル……ワシントン大学 メディカルセンターに勤務する、看護師。三六歳で独身。献身的な性格なので、同じ職場で働く医師や看護師 および患者からの評判も上々。
前作『命の天秤』にも登場しており、本作では香澄とエリノアの担当看護師となる。
『用語補足説明』
カタルシス効果……不安・緊張・恐怖といった感情を人に聞いてもらうことで、心の負担を軽減するという意味を持つ心理学用語の一つ。この場合における人とは家族や恋人などに限らず、友達や同僚・医師やカウンセラーなども含まれる。
セロトニン……不安や緊張などの感情を緩和させる神経伝達物質のこと。
ノルアドレナリン……行動意欲を向上させる神経伝達物質のこと。
再取り込み……一度放出されたセロトニンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質を、再び細胞内へ回収させる現象のこと。
『場所説明』
セーフウェイ(Safeway)……オレゴン州 ポートランドにある食料品専門店で、アメリカで第二位を記録するスーパーマーケット。ポートランドや周辺に住む人はもちろんのこと、旅行者の間でも人気のお店。
AMISA……
アメリカ国内のあらゆる医療情報を収集することが基本的な業務。しかしバイオテロ・細菌テロの可能性が危惧された時には、地元警察やFBIなどと連携して事件解決に取り組む。
なおAMISAは『夢のゆりかご~ミステリー編~』にも登場した組織だが、本作の舞台となったアメリカには実在しない。
FBI……
アメリカを舞台にした海外ドラマ・映画などで、度々登場する連邦組織。
ワシントン大学 メディカルセンター……ワシントン州にある病院の一つで、色んな診療や治療を行っていることでも有名な場所。前作『命の天秤』の回想録で登場しており、今作では香澄とエリノアが入院する病院でもある。
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