第37話 仕返しなんか大っ嫌ぃ!
「どうしたのお姉さん?すごく苦しそうだよ?大丈夫?♪」
「ゔぁ、ぜ。。。?」
息が出来ず、灼けた喉の痛みに
「アナタ。。。レジストされた中で、どうやって。。。」
「ぷ!アハハハハハハハ♪えっと、なんだっけ?
この程度であの
「やっぱりアナタ生意気ね!でもバカは、そっちの方よ?呑気に変身なんかしないで、私を拘束でもしておけば、また捕まるなんてこと。。。?えっ?なんで!?どうして魔法が!?」
「あれれー?どうしたのかな?♪
お姉さんなんだか、魔法が使えない
「アナタ私に一体何をしたの!!!」
「フン。。。別に?」
私は別に、
ただあの時の私の喉には、
そして無警戒に
この
コイツのレジストは、荊魔法に付与されている。そしてその効果は打ち消すと言うよりも、相手に荊が巻き付く事で発現する侵食に近い。
つまりその能力は魔法に付与している以上、
だから私やチビの障壁やドレスを
まぁそれでも攻撃魔法や障壁なんかの防御魔法は、捕まえた時点で完封出来てしまうんだから、結構厄介ではあるのだけど。。。使い手がこんな
「どうして!なんで魔法が使えないのよ!!!?」
「そんなの簡単でしょ?♪」
「ま、まさか?アナタが
(パチン♪)
私の鳴らす指の音に合わせて、
みるみる蒼ざめるお顔が、本当
「ま、待って!私はただ命令されていただけで、本当はこんな事ヤリたく無かったのよ!逆らえば、殺される。。。
だから、、、そう無理矢理!無理矢理ヤらされていただけなの!!!」
「へ〜?。。。だから何?」
「や、辞めて!来ないで!
アーーーーーーーーーーー!!!!!!ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい!もう私、魔法少女なんか辞めるからお願い!許し、イヤーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
種明かしも終えた私は先ず、主導権を握ったコイツの荊でその四肢を拘束した。そして床に転がっていた
お姉さんは、すごく
「お姉さん?♪自分だけ
あぁ。。。♪それにしても、
だけどね?ちょっとだけ、ちょっとだけお姉ちゃん達の声が全然聴こえないのは寂しいな。。。
ねぇ?お姉ちゃん?
怒らないってことは、みこのヤろうとしてる事は正しい事なんだよね?♪頭痛くないってことは、ヤっても良いよ♪って言ってくれてるんだよね?♡
「お願い。。。お願いします。お願いだから、顔だけは辞めて?私には、この顔しかないの。。。だから」
呪いの解けた私には、最早手加減をする
。。。さてと、時間も無いことだし♪
「辞めて!お願いします!辞めて下さい!!!なんでもします、私アナタの言うことにはもう逆らいません!
だ、だからどうか、これ以上はァァァァァァァァァ!!!眼が。。。!!!眼が、眼がァァァァァァァァァ!!!」
「ウフフ♪お姉さん?眼が、どうかしたの?まるで、自分の存在がゴミの様にでも見えた?」
必死に泣き叫びながら許しを乞う魔法少女。私はその悲痛な叫びなんかお構い無しに、その右目をお姉さんの杖で潰してあげた♪
本当はもうちょっと、お姉さんのお顔
「ンーーーー、ンーーーー、ンーーー!!!ンーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
耳障りなお姉さんのお口を荊で塞いだ私は、最後に紅蓮の業火で真っ赤に焼けた、おチビの魔法の杖をお姉さんの左目にゆっくり、ゆっくりと突き刺してアゲタ。
なるべく永く、あの
「。。。。。。。。。。。。」
バイバイ、お顔の可愛いかったお姉さん♪
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