ナミアゲハとクロアゲハ
ここ2日程、はくたくさんの「ダンゴムシ魂」を読みまくってたので自分の方はおろそかになっておりました。あー面白かった。まだ読んでないとこあるけど。
先日脱走したアゲハさんはやっぱりみつからず、次に蛹に控えている2匹が逃げないよう、深めの段ボールに葉っぱごと入れて透明な板でフタしています。これで逃げられないだろうフハハハ。
そして、育てているうちの1匹がずーーっと「ナガサキアゲハ」だとおもっていたら、まさかの「クロアゲハ」でした。この子にあうのはとても久しぶり。
アゲハ幼虫は触ると臭い角をだすのが特徴。ナミアゲハは黄色い角を出しますが、クロアゲハは赤い角。
赤くてツノ付き……なんだか3倍速で動きそうですがそんなことはありません。
クロアゲハはナミアゲハよりは体格が一回り大きく、みどりの終齢になってからはさらに体格差がついた気がします。また色もナミアゲハはいかにも「緑」で、クロアゲハは若干青みの強い緑。
体の模様も差が出てきます。うまく言えないんですけど、ナミアゲハの終齢に出てくる背中の模様は、描かれたみたいな黒や濃い緑の横線やV字型。
それに対してクロアゲハの模様は綺麗な線ではなく、ひび割れた枝や枯れた葉の一部みたいな茶色と黒のマーブル模様で描かれた線。うーんうまく言えないので写真見てください。あと、なんとなくクロアゲハの方は顔が黒い。
どのアゲハ蝶も生まれてしばらくは、だいぶ最初の頃に書いたエピソード「うんこちゃん」のとおり、鳥糞姿をしています。
クロアゲハも鳥糞姿でしたが、なんていうか「ぬるっ」とした感のある見た目でした。で、ちょっと触ってみたんですよね。したらうっすら「ぺたぺた」としたような感覚が……。こういう感触のおもちゃあった気がする……。
見た目だけじゃなくて表面も若干にさせてるのかなぁ。その時に赤い角をだしたので「クロか?」と思ったわけです。
あと、本当にナガサキアゲハだったら、終齢の一個前の4齢でみどりのうんこちゃんになるのですが、その段階がなかったので「クロだ」と確信しました。
ナミアゲハ、クロアゲハともに、全く同じ日に終齢に変身ました。さてどっちが先に蛹になるでしょうか……とおもって覗き込んだら、まさにたった今ナミアゲハのほうが下痢便落としてました。一足お先に蛹になるようです。
よかった、葉っぱがだいぶ少なくなってきたので調達しなきゃと思っていたのです。あと1匹ならなんとか持ちそうだな。
クロの方はまだ固形うんこを落としているようで「コトッ」と音がしています。
頼むから脱走しないでよー。あと寄生されてないでよーー。
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