話は飛びますが

 すごく不思議に思っていることがあります。


 災害が起きているところを見てこんな疑問を思いつくのはおかしな話なのかもしれません。それははじめから断っておきますね。



 近年まれに、堤防決壊、川の氾濫、下水処理が追い付かないなどで、大雨や台風で道どころか町が水に沈んでいるのを見るようになってしまいました。



 飛べる虫は飛んで逃げて木の上にでもいればいいでしょう。でも、飛べない虫ってその間どうしてるんだろう???


 蟻だっていくら巣に蓋をすると言えども、水を吸うのを放棄したような土の状態の中に取り残されてるわけですよね。そういう時は土のさらにさらにさらに奥深くまで避難するのでしょうか。


 ダンゴムシは土の中というより石の裏とか葉の裏に潜んで「地表」が生息地と言っていいと思います。

 そういうタイプの虫はどこに逃げているんでしょう。流されるままなのでしょうか。それとも緊急時は潜るのかな。


 バッタも飛べますけど、たとえば植物に避難したとして、水かさがふえ周囲360度水になってしまったら?イナゴみたいに飛距離が出せる種ならわかりますが、ヒシバッタやオンブ、コオロギなどの小型種はどうしているんだろう。


 動きも遅いし跳ぶこともできないイモムシなんかはどうするんでしょうね、植物と一緒に流されるままなんでしょうか。水につかってもケムシだったら毛の間に空気溜めて浮けそうだし呼吸できそうですけど(そんなことできるのかどうかわかりませんよ)、つるつるの奴は? 水の中でも生きられる呼吸方法が身についているとか?

 それかそうなったら諦めて単体で浮いて流れていく、とか。

 でも以前イモムシ飼ってて、あやまって自分から餌の植物用の水差しにドボンしちゃったとき、その方は沈んでたような気がするんですが……。目撃して直ぐだったので、急いで水捨てて無事取り出せました。


 ゴキブリは体についている油が水をはじくのと、泳げると聞いたことがあります。さすが~水陸両用。  



 我が家地域は幸いにも、まだ水につかってしまう被害を受けたことがありません。目の前の道路を川のように水が流れていたことはありますが、家の中に入ってきたの、逆流したりマンホール浮いたりということはなし。雪なら最大40センチまで積もったことはあります。


 もしかして昆虫たちの避難方法を参考にしたら人間も新しい避難の方法が見えてきたりして……??と思ったんですが、ちょっと無理そうかな?

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