続きまして……。

 続きまして、ペンネーム 阿修羅大工 さんからのお便り。お初の読み手さんですね。初めまして、京丁椎です。阿修羅大工さんも文字ラジオをやっておられるみたいですね。

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054890363771


『バグにバグが重なってちゃんと動いているプログラムを見る時です。そっとしておきます。』


 う~ん、真夜中MIDNIGHT∞には時折プロフェッショナルな方からお便りが来るんですが、阿修羅大工さんはコンピューターとかのプログラム関係のお仕事をされているのかな? 『バグ』はプログラムの誤りや欠陥の事なんだけど、それが重なった結果、相殺されてきちんと動いてしまう……って事で良いのでしょうか?


 ちょっと違うかもしれないけど、京は機械が好きでして、機械ってのは同じような部品でも部品を作った機械や時期、下手すれば作った人によって微妙に寸法が違ったりするんですよ。これを製造公差って言うのかな? 『〇〇㎜が基準で±〇〇㎜』とか有るんですよ。例えばだけど、二つの部品を組み合わせた機械の場合、大き目の物同士を組み合わせれば隙間が小さくて動きが重くなったり、小さめの物を組み合わせれば隙間が大きくて作動音が大きくなったり。動くんだけど微妙に性能が悪いって事が在ります。


 一個一個の部品の精度をキッチリ出して組めれば良いんだけど、それは不可能に近い。少量生産なら上手く動く組み合わせで組むとか出来るけれど、大量生産となればそこまでは出来ない。だからある程度遊びを持たせて設計していたりするんだと思います。設計者じゃないから断定は出来んけど。


 そんな訳で、その辺りをキッチリ精度を揃えて組む『職人の手組み』とかの少量生産ってのは価値が有るんだけど、大量生産の物でプラス公差とマイナス公差の部品が組み合わされて職人が組む以上の精度が出る事が在るんです。部品単体での精度はそれ程じゃないけれど、製品としての精度は素晴らしくて滑らかに正確に作動する。これが『当たり』って奴。


 何にせよ、上手く動くなら良い事だ……多分。そのバグが他に悪影響を及ぼさないならそっとしておくのが良いのかな? ごめんなさい。プログラムの事はよく解らんです。


 いや~、阿修羅大工さんみたいなプロが真夜中MIDNIGHT∞へ来てくれるとは思いませんでした。そっちの分野の方は初めてじゃないかな? 真夜中MIDNIGHT∞の読み手の方は京を始めとして機械いじりや日曜大工などのDIYが得意な方が多いみたいなんだけど、プログラムが得意な方は初めてかも。これからもよろしくお願いしますね。


 さて、ここらで一曲行きましょうか。プログラムの話が出たところで、こんなのはどうかな?

 https://www.youtube.com/watch?v=1YOraMcog7o


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