黄金の炎

熱すぎて手に負えない光を抱いてる両手が


真っすぐに成長し続ける大木のような体が


今、東の空から上る黄金の炎に向かって走り始めた


日を抱き影を負うその姿その精悍さ かの人に恐れはない


勇気を挫くもの全てと戦うつもりだ


日が没するまで日出る場所まで走るのだ


冷たすぎて笑えない過去の自分たちや


ひねた考えの過去の自分たちを打倒するのだ


今、一人は群れになり灼熱色の海岸線に押し寄せた


日を負うまで船を編み続ける姿 炎のように


勇気を挫くもの全てと戦うつもりだ


日が没するまで日出る場所まで漕ぐのだ

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