第98話 ファストフード
ハンバーグを食用ミミズで作っている。
遺伝改良した三本足のニワトリがいる。
ネズミの肉を…
前回のコーラ同様に噂が多いのだ。
某人気ゾンビドラマでも人はミミズを躊躇いなく食べていた。
貴重な食料なのだ。
実際に食べると土臭いらしい…考えたくもない。
ミンチ肉が何で出来ているかなんて解ったもんじゃないが…実際には在り得ないようだ。
なぜ?
臭くないミミズ、つまり食用に育てるには高コストが掛かるのだ。
つまり安価で提供しなければならないファストフード業界には不向きな素材なのだ。
この理屈でいくと、高級店のハンバーグの方が怪しくなってしまう。
ついでに3本足のニワトリ。
そんなニワトリを開発、育てるために掛かるコストは食用ミミズの比じゃない。
元を取るためには3本じゃ足りない。
30本でも怪しいだろう。
足が三十本あるニワトリ…それはニワトリじゃない。ただの鳥足だ。
ファスト業界は価格高騰と戦う企業である。
安全な食を追及しつつ、安価を貫いていただきたいものだ。
ダンボールとか食わせる国には出店しないでいただきたいものです。
不安になります。
ミミズバーガーなど、そんな不安が生んだ都市伝説だと…信じたい。
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