第60話 としょけっと閉会、そしてカクヨムコン5へ
二十四節気の第二十小雪、その次候、
冷たい雨の日が続きますね。
先日参加した図書館総合展内で開催された「としょけっと2019」の事務事項諸々一段落ということで、閉会のご挨拶が届きました。
お忙しい中迅速丁寧なご手配をいただきまして、スタッフの皆様には感謝!です。
参加してよかったイベントでした。
またぜひ参加したいです。
スタッフの皆様、本をお手にとってくださった皆様、ありがとうございました!
奥越ものは、今回フォトブックにしてみて、なかなか相性がよかったように思います。
現地訪問して、写真を沢山撮ってきました。
また、春に行った時には、とりたての新鮮な山菜、秋の訪問では、季節到来の里芋、熟し柿にする大ぶりのきれいな色つやの柿、ハワイのレイのように糸でつないだ数珠栗などを
飾り気のない、まんまの写真と、伝え聞き語りの文章。
折をみて、また形にしてみたいです。
さて、カクヨムコン5。
29日金曜日から開催ですね。
前にちらっと書きましたが、現在参加中のコンテストの中間選考の結果が出てから動向を決めようと思っています。
今読みたいのは、クラシカルな百合文芸。
流行ものもよいですが、しっくりくるのは時代遅れだけれど静かに伝わっていくもの。
美しいもの。
表層的だと言われても、美しさが尊いものだという世界。
度を越した肉付きは罪、という世界。
であっても、病的ではない世界。
異郷か時の狭間の世界での百合暮しもいいですね。
書いたらどこかに出してみようかな。
話は変わりますが、部屋の中に読む本と資料用紙媒体が溢れて、定期的にフリーズして身動きできなくなります。
もちろん、からだが埋もれるわけではなく、情報過多で整理できなくなって、頭がフリーズするということです。
ただし、バランスが崩れたら、からだの一部は埋もれるかもしれません……
ちょっと前がその状態で、今、少しずつ読む本と資料用紙媒体の端っこを崩して、隙間が生まれつつあります。
隙間って、大事ですよね。
寄らば大樹にならずに個人で何ごとかを成し遂げるには、ここぞという隙間を見つけて、そこに種をまいて、水をあげて、芽が出たら風をよけて、肥料をあげて、雑草を抜いて、粛々と育てていく――手間ひまを惜しまずに――
そんな言い古されたことでも、時々、文字にしたり、言葉にして口にすると、すっと靄が晴れます。
冷たい雨は、まだ続きそうですね。
雨が止むまで、ポトフを火にかけて、本と資料の端っこ崩しに、日を過ごすことにしましょう。
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