初めまして、和泉ユウキと申します。
この度は、「我こそは~」の自主企画に参加して下さりありがとうございました!
読んだ順に感想を書いていますので、後々で前の感想を引っくり返したりしています。
長いので覚悟してお読み下さい。
序盤の凄惨さがひしひしと伝わってきて、苦しかったです。
その上、共に(好きな)幼馴染と頑張ろうと思って、成績もトップを維持し続けていたのに、突き付けられた現実が酷かった。
エステルだけは、主人公トアの味方でいて欲しかったな(傍で変わらず話していて欲しかった)……と思いましたが、それすら難しい状況だったのでしょうか。
凄惨な日々を過ごしたからこそ、余計にエステルの態度にもやっとしてしまったという。
トアが国を出られて、むしろ良かったなと思ってしまいました。
でも、この「洋裁職人」って何でしょう。
無能無能と言いますけど、お前らが着ている服は誰が作っていると思ってるんだ!と怒りを覚えつつ。
この洋裁が、きっと後々重要になってくるのは見えていますので、どんな風に生かされるのかとわくわくしました。
身に纏うもの(だけではなく、刺繍なども)って、かなり重要ですしね!
お約束のヒロインらしき少女との出会いにもにまにまさせて頂きました。
しかし、村長の家を全壊。百年。
流石はエルフです。スケールが違います。
って、西洋甲冑―――――!?
しかも、洋裁職人じゃなくて、要塞の方なの!?
ビックリすぎますわ!洋裁でも良いのですよ……!(笑)
あ、でもそういえば、タイトルに「要塞」ってありますね……(笑)。
いやあ、笑いました。
ビックリしましたが、でも、こっちの方が男性主人公らしいかもしれませんね。
常に成績がトップだった彼が報われた気がして、嬉しかったです。
しかし、キャラ達の掛け合いが軽妙で面白いです。
くすっと笑えるものから爆笑まで、いや、楽しい。
エルフの少女がアホの子……(笑)。
クラーラは、鋭かったりアホだったりの落差が激しい感じがして、こういうの好きです。
しかし、要塞職人って言ったら、戦や戦闘でもかなりの重要拠点になりますよね。
最終的に、馬鹿にしていた人達が見直すなり渋々なり協力して、エステルとも再会するのかな、と先が楽しみになりました。
でも個人的に、このエルフの少女のクラーラの印象が良いので、トアはこっちとくっついて欲しいなあと思いつつ。
何より、このクラーラさん、ツンデレで可愛い(真剣)。
あと、エプロンは大事です(真顔)。
そして、トアが優しいからなのか、集まった者達が本当に優しい。
ジン達に迷うことなく食料を分け与えてあげるシーンは、胸にきました。
優しい人の元に、優しい人達が集っていくこの流れは素敵です。
ところで、王虎の鳴き声は、「ウニャニャー」なんですか(笑)。
可愛いと微笑ましくなってしまいました。強そうなのに。
種族が違っても、家族がいる。
母親の役割など、色々考えられていて興味深かったです。
そして、新キャラローザ!
ロリババ……げふんげふん!でも、三百年生きていても、要塞職人は聞いたことがないんですね!
これは、主人公本当に凄い能力を手に入れたのでは……。
クラーラさんの焼きもちが留まるところを知らなさそうですが……エステルと再会したら、大変そうだなあ。
少し質問なのですが。
この、トアのクラフトの能力は、「要塞」に限定されるのでしょうか。
椅子や机など様々なものを作っているのですが、これは要塞に置くものではなくても、作れたりするんでしょうか?
ちょっと気になりまして……。
全体的にさくさく読ませて頂きました!
文章もテンポが良く、緩急が付けられていて非常に読みやすかったです。
一話一話もそれなりのはずなのに、全く長さを感じさせない文章でした。
次を読むのが毎回楽しみになり、これは本当に最後どう終わるのか気になるお話でした。
続きも読ませて頂こうと思います。
素敵な作品に出会わせて頂き、ありがとうございました!
また、こちらの作品もフォローして頂きまして、ありがとうございました。
お互い、お付き合い頂けましたら嬉しいです。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
いやいや、ここまでじっくりとお読みいただき、本当に感謝の言葉しか浮かんできません(泣)
質問の件ですが、仰る通り、トアの能力「リペア」と「クラフト」は要塞内限定です。要塞の外に出るとそれらの能力は発動しません。
リペアは「壊れていた物を直す力」でクラフトは「要塞内にある物で新しい道具を生み出す『例:石柱の欠片から石造りのテーブル』力」です。うまく説明できているか不安ですが……
自分もゆっくりとしたペースになると思いますが、和泉さんの作品を読ませていただきます。ありがとうございました!
ロリババア様は大家さんであったか
店子は無断で居座ってたが
作者からの返信
感想ありがとうございます!
この要塞の鍵を握る存在ですからね!
ご期待ください!