おまけ 家事が得意と誤解され

 前回の最後で、次回最終回と書いてしまいましたが、ありがたい事に、寂しいや続けてほしいと言う意見をいくらかいただきました。自分も止めたくないです(;つД`)


 とは言え、ネタが尽きてきたからこその完結。全て実話なので、勝手に話を盛ることもできません。細かいネタならまだいくつかありますが、一話を任せられるほどの話かと言うとちょっと弱い微妙なネタばかりです。まあ、今までは微妙じゃなかったのかと言われると困りますが。しかし、残るネタはそんな中でも選りすぐりの微妙さなのです。

 そもそも、今さら完結を撤回しては詐欺になってしまいます。


 色々考えましたが、ネタが弱いなりに、とりあえず形になりそうな話を一つ、最終回と同時に公開することにしました。次回最終回と言っておきながら、一話増えてしまってすみません(>_<)


 その他の微妙なネタも、もしかしたら完結した後にこっそり公開していくかもしれません。

 なんだか、居残りしているような気分です(;^_^A



 それでは、そんな微妙なネタの始まりです。








 家事が得意。なぜか在学中、自分と弟はやたらとこんな事をよく言われていました。

 なぜそんな事になったのか、ハッキリとした理由は分かりません。ですが、さまざまな誤解を持たれていたのは確かです。


「毎日お弁当作ってるの?」


 自分が、毎日昼食に家から持ってきた弁当を広げているのを見て、ある日一人のクラスメイトがそう聞いてきました。ですがもちろん、自分は一切作っていません。毎日全て母が作ってくれました。


「ううん。親が作った」


 そう、ちゃんと事実を伝えました。しかしその数ヶ月後、こんな事を聞かれました。


「弁当って自分で作ってるの?」


 なんだかデジャブです。もちろんその時も、ちゃんと本当の事を言いました。そしてまたしばらく時が流れると……


「そのお弁当──」


 何度否定しても、しばらくしたらまた同じ事を聞かれるのです。




 さらに、こんな事もありました。


「前に家に行った時、カレー作ってたよね?」


 そう言ったのは、24話でも登場した、小学校の頃からの同級生の東さん。

 彼女が自分の家に来たのは一度だけ、まだ小学生の頃でした。理由はもう覚えていませんが、何かの用事で彼女はお母さんと一緒に自分の家にやって来ていました。

 その時自分と弟は、たまたまカレーを作っていました。


 いくら普段料理をしないからと言って、年に数回くらい何か作ることはあるでしょう。ちょうどそのタイミングで東さんが家に来たのですが、その話を聞いて他の人の反応は……


「「ああ、小学生の頃から料理してたんだ」」


『ああ』ってなに!?

 違います。それはたまたま珍しく作った一回なんです。そんなタイミングでやって来て、それを数年経っても覚えていた東さん。なんだかすごい偶然です。

 おかげで、元々あった家事が得意と言う間違ったイメージが更に強化されたような気がします。


 他にも、弟が外れかかった制服のボタンを縫い付けるため家庭科室に行ったら、そこにクラスメイトが何人かいた事がありました。


「裁縫得意なんだ」


 得意じゃありません。ボタン付けくらい教わったら誰でもできます。そもそも『裁縫も』ってなんでしょう?他のものだって得意だった覚えはありません。


 そんなわけで、なぜか家事全般が得意と言う謎の評価をされた自分達。

 他にも、家でケーキを焼いたりマフラーを作ったりしたことがあるのですが、たった一回やっただけで得意なんだと誤解されました。

 苦手とは言いませんし、経験だってゼロではありません。ですが、得意と言うのは明らかに違うんです。


 別にそれで迷惑だったと言うことは無いのですが、明らかに事実と違っていたため、どう反応していいのか分かりませんでした。しかも、否定してもまたしばらくすると同じようなことを言われます。

 なぜ(´・ω・`)?




 あっ。ひとつだけ、迷惑と言うか悲しい話がありました。

 ある日、クラスの女子からこう言われました。


「無月兄弟を妹にしたい。片方にケーキ焼いてもらって、片方にマフラー編んでもらう」


 果たして自分は、この発言にどう言う反応をするのが正解だったのでしょうか?

 分かっているのは、自分達が男扱いされてないと言う事実だけでした。゚(゚´Д`゚)゚。



この話と同時に公開した次の話こそ、本当に最終回です。

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