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1315.物語篇:物語59.前世と現世」への応援コメント

  • 前世と来世を全否定されてますね(笑)

    現代ではたしかにうけいれられない理論なのかもしれません。
    物語の中はのぞいて。
    でも、仏教が力をもっていた時代の人々は、現世こそ地獄でした。たびかさなる戦乱、飢饉。生きること=つらいこと。
    そんな世の中ならば、どうして自分はこんなに苦しいのかという理由を前世にもとめ、死んだら来世で幸せになれる、希望をもたすための、教えだったのではないかと思います。
    念仏をとなえれば、阿弥陀さまが迎えにきて、来世へ生まれ変わる。そう信じるから、つらい現世を生きていけたのではないでしょうか。

    私が書いた前世ものは、前世で自分を殺した相手は、現世で愛せるのか!! ってのをテーマにしました(笑)

    作者からの返信

     澄田こころ様、コメントありがとうございます。

     最近は「異世界転生」ものが多すぎます。いったん全否定して改めて「転生とはなんぞや」を考えてもらいたかったので。
     たいていの「異世界転生」は「異世界転移」でもそのまま投稿できるような物語だけなんですよね。だったら一度殺す必要はなく、「異世界転移」で物語を更生したほうがよい。
    「説明しやすい」利点はありますが、「異世界転移」でも説明はラクにできます。「異世界転生」だと次第に現代日本人である「前世の記憶」が蘇ってきて、主人公最強になったりピンチを切り抜けたりするんですよね。
     都合がよすぎて逆に飽きが来るパターンになっているような気がします。
     だから、いったん全否定。その物語は「異世界転生」にする必要が本当にあるのかどうかから考えていただきたかったのです。

    「前世で自分を殺した相手に、現世になれば恋愛できるのか」はなかなか面白い話になりそうです。しかし仇敵の子孫が恋愛できるかという『ロミオとジュリエット』のような作品になりがちですね。ここをどう回避するかが難しいと思います。