　ジョジョの奇妙な冒険　STONE OCEANの配信を一通り視聴したので何か書けるかなぁ、と思いまして。

　まず前提として、私は当該シリーズを視聴したことはないです。知っていることは、キャラクターの一部、子安さんが子安していること、あとスタンドというものがある、必殺技はオラオラ、くらいですね。

　さて、バトル漫画が原作なこともあって、息つく間もなく行われる対峙と戦闘、そして毎度毎度、ほぼ必ず窮地が出てくるように構成されていることはよく分かりました。

　よくも悪くも、その繰り返しでこそあるのですが、立ちふさがる敵にバリエーションがあって、一方で味方にも個性があって、それらをぶつけてどう解決していくのか、というのが醍醐味な内容でした。

　同じ戦闘は長くても二話でまとめられており、変な繰り返しとかいうのもなくしっかりと構成が練られていて、グダグダにならないよう画も考えられている、ような気がしました。

　ただリョナというかそういうのが苦手な人はダメな部類だよなぁ、とも。作業をしながらの視聴が中心だったので話し半分に聞いていたようなものてすが、流血はさも当然のように行われたりとか。

　で、初めてだったから言うのですがネットミームとして挙げられるものの元ネタも、このシリーズだったりすることも多いようですが、たしかに名言めいたものが頻出してましたね。

　素数を数えて落ち着くとか、そういうのですね。アニメでは漫画ほど長文の説明は向いていないのですが、その特徴のある画と妙な例え方で面白さを生み出しているのかなぁ、と感じました。むしろ漫画の方が読んで理解する、ということをしないといけないので、こちらの方が難易度が上がる……？　声として聞いている方が、まぁ感情とかも聞こえるし、情報として薄くても勢いでどうにかなっている感じはありますが。

　なにぃいぃ！　とか、だとぉお！　ってのはそれですね。何回聞いたことか、これも思い切り勢いですね。でもこれ、視聴者に説明する前ふりとしては自然で、かつキャラの衝撃を伝えやすいわけで実はウリとしてはいい手法なのかもしれませんね。

　こう、淡々と説明に入られたら、それを頭が処理しきれない、なんてこともありますからね。

　さて、勢いのすごいアニメーションでした、という感想しかなかったのですが、さて他のシリーズを見る日はくるのか……それはまた空き時間に。