[日記]カロリーの足りない日
麺を食べたい。
そう思い至ったとき、あなたが手にするのはなんだろう。
パスタ? うどんにそば。あるいは、ラーメンか。いずれも鍋とかインスタントとか、そういう類いのものもあるものの、店の味、というものを味わいたくなることくらい、あるだろう。
まさにそんな気分なのである。朝早くの朝食は最低限。故にしっかりと食べたいという思いが沸々と沸き上がる。
さて、生活する環境が変化してから、はやくも数ヶ月。あちらで食べていたものを、ここからでは食べに行けないという事実がある以上、それを賄うものを探さなければならない。
その店は、支那蕎麦専門店。特につけ麺がお気に入りで、ツキイチは食べていたものだ。初めて食べたときは、以前食べた、ひたすら油っぽいつけ麺との違いに衝撃を受けたのも懐かしい。
だしの香りの立ち上るスープに、腕を頭のてっぺんくらいまで伸ばさないとほどけない中太麺。浸してすすれば、鼻腔へと突き抜ける醤油の香り、口のなかに残る魚粉のざらつき。
どれもが衝撃的だったものである。
さて、とりあえず手近な店で試してみたものの、やはり、当然のことながら、満足するものは得られなかった。
チェーン店ではないことは明らかだったので、どちらかというとそういう店を探してみる方がいいだろうか?
とりあえず、今日はなんだか、そういう気分なのである。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます