[日記]見た目って大事だけど
一つの画面にぎゅっと押し込む。それはとても簡単なことである。平面なおもちゃ箱をイメージすると分かりやすいかもしれない。
どこに何があるのか、見たときに分からなくなるのは想像に難くない。あと、取り出しづらいのも。
度々口にしてしまう、整理の話、というよりかはUIの話。どういう目的の画面なのか、そして何をさせたいのか。なんとなくそれが伝われば成功なのだが、さて、なんとなく伝わる、というのはどうしたら実現できるだろうか。
ここで問題になるのは、なんとなく、という部分だ。この感覚は、その人が生きてきた上で形成されるものであって、ある日起きたら理解できた、ということは起こり得ないことである。
もっともゲームという題材を扱っているため、これまで作られたものから導かれることは非常に多く、これも蓄積され、形成された結果であり、これにならうことが、最善に近いことではあるのだろう。だが今回はその例は除いておこう。
例えば文字を読む、という行為を考えてみてほしい。日本語は縦書きなら上から下へ、右から左へと読み、横書きなら英語と同じく、左から右へ、上から下へ、だ。
そしてあなたがレストランに訪れたとき、メニュー表をどう見ていくだろう? 下から上? そんなはずはなく、左から、上から見ていくのではないだろうか?
そう、これがなんとなく分かる、の正体である。もちろん、縦書きか横書きかで読む方向が変わっていくこともあるだろうが、こういったことから形成されていくのは間違いない。
普段からこうしている、ということ。いざ立ち止まって繋がりをたどってみると、根元には面白い事象があるのかもしれない。
もしかすると、ローカルな文化を持ち込んでいたりするのやもしれない。例えば、親の作ってくれた食事とか。
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