[日記]そうだ、訓練しよう

 京都に行くノリで言うもんじゃない。


 そんなことは分かっているのですが、あなたは指導のもと、訓練というものをしたことがありますか? もちろん体育でのあれこれとかでもいいですが、できることなら、肉体的ではなく芸術的なことで。どちらも知識のあるなしでやり易さや習熟が変わることはありますけどね。


 私は小説において、ほぼ全て我流です。特定の書籍が好きで、その文体を真似る、といったことはほとんどありませんでした。どう書いているのか、という点を見つめて、似たような設定を採用してオリジナリティを混ぜこむ、ということはよくしていましたね。

 その我流が顕著になったのは妖魔を書き始めた頃、状況描写が少なくなりがちだから、「」のセリフは連続で使わないぞ、ということを目標にして書いていたことをよく覚えています。

 36万にも及ぶ、秀作ではない大作も、どうやら以降の書き方に大きな影響を与えたらしく、短編含めて、描写能力はぐんとあがったのだと思います。

 まぁ、読者を引き込む設定とかはまだまだですがね。作りたいものを用意しているだけですから。


 もちろん我流とは言っても、それは読んだものから摘まみにつまみ上げてまとめあげたもの。最終型は我流でも、細かく見れば、真似の連続でしょうけれどね。


 さて、なんで訓練をしようか、教官の有無について考えたか、といえば、そろそろそういうものから勉強する機会を持ってもいいかな、と思っただけです。

 小説ではなく、人物画ですけど。

 支持する人がいない中でひたすら経験を積んでいた

ものですから、さて用意するとなるとどうするかなー、と思ったんですね。

 なぜやろうと思ったのか、といえばもちろんゲーム素材です。ちょっと複雑になると崩れるし、何より私の経験が足りない。もっと生き生きと描いてやりたいわけですよ。

 こう、小説もゲーム製作も、その素材も用意できるというマルチクリエイターはすごい、なんて言われますが、必要だからやってるだけなんですけどね。フリー素材だけじゃ限界があるんですよ、なんでもかんでも。探し方が悪いだけかもしれませんけどっ。

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