[創作論]今の流行りは?
雑記を初めて一年後くらいに、ラノベレビューの動画がよく目についた。しばらくして、動画の内容が誹謗中傷とかなんとかにあたるとして非公開になり、以降は比較的、評価するように、評価するように、というような内容で溢れていった気がする。
作者が満を持して視聴したものの、酷評され傷つき、サクラとファンと共に不適切なコンテンツとして通報する、ということは、何件もあったことだろう。
最近はどうなのだろう? 流行り廃りはいつでもあることなので置いておくとして、つまらないコンテンツであると感じたものをつまらないと評価されてしまう自体に問題はあるのだろうか?
問題はある、と私は感じる。
例えば百人の読者がいたとしよう。そのうち、レビューなど書き込むのは十人にも満たないとかいう話だが、まぁ十人だと仮定しよう。
そして評価を五段階だとして、各評価二人ずつ投票したとしよう。つまり、平均2.5の平凡な作品というわけだ。
しかし低評価というのは不適切である、という考え方で、それをあたかもないものとして扱うべきだ、となったとき、どうなるだろう? (厳密には酷評とは違うが)
評価1と2の評価が消えて、平均4の評価が出来上がるのである。平凡な作品が秀作へと早変わりした瞬間である。全員が評価4をつけたのと同じものの出来上がりだ。
マイナスイメージで逆広告をする、というのは、確かに倫理的にはどうだろう、とは思う。
しかし商品として売られる以上、いずれの評価も、創作者である以上、受け止めねばならないものであると私は思う。
出版された。だから大絶賛されるに決まっている。そんな羨望から、評価されて勝手に傷つくのは、いかがなものだろうか?
そんな評価は不適切だ。
ならば、あなたがいう適切は、どこから来ているのか? 説明してみてほしい。どうして、それが秀作なのかと。
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