[カクヨム]ゲーム原案小説オーディション2022
昨日、でしょうか? 予告ですが発表され、特設ページもできていますね。
で、テーマは「逃げる」、そして世界観、物語やキャラクターといった、どちらかといえば小説よりのテーマで募集したい、というような感覚を覚えますね。とどのつまり、設定資料の募集。
で、これの優秀作品はツクールで開発します! と。まさしく夢のような、という感想が出てくる気がしますが、誰でも作れる時代なのですから、特別、すごいことではありませんね。
もっとも、「どこまで作り込んでくれるのか」によって夢か現かは分かれますね。ローグライクのような反復要素がないもので二時間くらいならば、結構な規模になりますし、十分程度で終わる程度の規模を想定するならば、個人で作ってしまった方が早いです。
さて、小説は休載していますが、ゲーム開発もしている経験者としてこれを見ますが、判断基準というか、そういうものがなんとも分かりませんね。
突き抜けたものが欲しい、と記述がありますが、何がそうで、誰がそう決めるのか? 具体的な指標が全くありませんね。
まぁ、初めての試みなのですから、そういった点はあってもいいでしょう。しかし、思うのは、そのゲームはどう面白いのか、をエピソードの観点以外では求めていないように見えるんですよね。
なので私のような、ゲームを作る場合に、どういうシステムにすると面白いだろうか、という観点から構築していく私のスタイルとは全くかけ離れています。
つまりは、このゲームはストーリーは面白味もないけど、このシステムがよくできてて面白い、というものは求めていないんですよ。
その逆で、集まった中選ばれた、選りすぐりのストーリーはすごいけどシステムは全く面倒くさいだけ、という流れになる可能性が非常に高くなる気がします。
加えて、システムについてダラダラと書いてても、それは絶対に面白いという加点要素にはならない。しかしそれはゲームを構成する重要な要素であるのに、無視される可能性が非常に高い。
うーん、この企画、大丈夫ですかねぇ。
逃げる、がテーマと考えると、単純明快な脱出ゲーが多くなるでしょうね。そこに複雑な背景を用意する、というのは非常に難しい。
かといってRPGで逃げるって? ともなるし、一番強そうなのはアクションRPGになりそうですねぇ。
まぁ、私も開発者と執筆者の端くれとして、参加はしてみましょうか。
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