　次はどんなものを作ろうか。

　それは登山道の真ん中ではなく、てっぺんにやってきたとき、思うことであろう。すなわち、作品の作り込みの段階、おおよその終わりが見えてきたとき、次のことを考え始めるのだ。

　最後の下山途中、滑落しないように慎重に、丁寧に整え、調整する。ここでこけてしまうのは、なんとももったいない。

　だから次へ。そして次へ。思い付く限り、何度でも道を往復する。ネタをかき集めながら、こうしようと、どうしようかと思案する。

　いざ落ち着き省みると、首をかしげたくなることもあるだろうが、それはそれでかまいやしない。欠けたものはどうして現れたのか確かめ、次に用いればいいのだから。

　さて、今回のデキを見つめてみるか。

◆◆◆◆

　今回はゲーム制作が、わりとうまくいっているのでそろそろ次はどうしようかと悩んでいる、というお話でした。

　現行のものはあと、エフェクトとかアニメーションとかの調整して、音声とリザルト画面を用意して終わりです。多そうに見えますが、それぞれ数ヶ所の処理なので、全体としては大したことはありません。

　それに、アニメーションは再生タイミングと再生時間を調整すればそれで完成予定ですからね。

　では、次は何にしましょうか。

　今回制作しているものは半分、某エディタの機能を勉強するためのものなので、本番としてギルとシェーシャのSRPG作るかー？　絶対きついよなぁ。宴だけでもあれだもんなぁ。

　こう、章立てにして1マップ1エピソードずつ作って公開するのも手ですが、ある程度雛型を作らないとモチベーションが冷めてしまうことになりかねません。

　けど思うばかりでは形にならない。同人誌か何かも作ってみたいしなぁ。

　無限に時間が足りない？　いつものことですね。

　シール君たちのアクションゲームも作りたいなぁとも考えているあたり、暇になることはなさそうです。

　つくづく思うことですが、学生は時間はあるがお金がない、社会人はお金はあるが時間がないって、残念だよなぁと。

　言い方を変えれば外注する余裕はあるってことですが、それだけのものが、外注で本当に得られるのか……そもそも制作するのが趣味なのにそれができないには変わらないとか。

　なんだか残念ですよね。これをしてたら満足だ、という性質ではないので、時間がなければ解消する術がなくなってしまう。

　どうにかなりませんかねぇ……いつものことですが。

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