[日記]作用と反作用

 平日のある時間、急激な眠気に襲われる。

 もちろん寝るわけにはいかないので、脳内処理を最低限は稼働させなから、しかし理解することはできずに羅列を視線が追いかける。

 結局、これといった欲しい情報はなかった。

 仕事を進めるためにあれやこれやと情報を集めているとき、特にひたすら読んでいるとき、ひたすら眠くなる。

 退屈なのか、はたまたもう見飽きたと肉体が辟易としているのか。しかしこれを話題にすると同意を得られるあたり、よくあることであるらしい。

 やろうと思えばすこーんと行けそうだ。仕事中でなければいっそ寝てしまうのに。春眠というわけではないが、眠いときは眠らせて欲しい。

 今日も眠気に苛まれながら、机からのど飴を取り出して口にする。少しは晴れるが、所詮は一時しのぎ。ほぼ毎日のようにやってくるそれを、どうにかこうにかしていくことにしよう。


 そういえば常用している飲み薬があるのだが、もしかしてこれだろうか。これを飲んでしばらくしてから襲われている気がする。

 夜は夜で、飲み忘れたときに眠れないことが多い気もする。

 試しに銀紙に書かれている名前を検索ワードに、ゴーサイン。

 眠気。

 結果のリンクを跨ぐ必要もなく、鎮座する二文字。ああそういうことか、と時計を見て、今日も立ち上がる。


◆◆◆◆


 こういうのは副作用を調べておいた方がいいですね。処方箋や内訳には書いていませんから。いや、私が読んでないのかも。

 ということで、ふと思ったことが正解でした。

 どうりでいつもと同じ時間帯が眠くなるわけですわ。その時間に何をしているかは毎日違いますが、文面を読むことも少なくないため、なおのことだったのでしょう。


 で、よく薬草とかあるじゃないですか。薬効とかどうとかありますけど、そこに副作用をつけたくなりません? それこそ蘇生に近いものの副作用にアレコレなんてものはよくありますが、もっと身近なものにそんなものを設定してみても面白くなると思うけどなー。煩雑になりすぎるかなー。

 特にこれといったオチもなく、こんなところにしておきましょうか。

 あ、そういえば200話以上の募集ってそろそろ締め切りだっけ。閉幕コメント書いておかないと。

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