[カクヨム]竜的中間発表

 中間選考を突破された15作品と、その筆者さん、おめでとうございます。

 8月中に中間発表がある、とのことでしたが、末も末でしたね。てっきりお盆過ぎにされるものかと思っていたのですが(根拠は全くない)。


 さて、取り上げるということは言わずもがな、私も

参加しておりました。タイトルは「世界樹の市場」。三年近くかけて書き上げた27万文字程度のお話です。人間中心じゃなきゃ拒絶反応起こすような人でなければ、いくらか手に取っていただきたいものですね。多種族の群像劇もの……になるのかな、これは。

 今は次の長編の構想を練りながら、この作品の短編を書いています。なんでかって? そんなシチュが思い浮かんだからですよ!!


 本題に移りましょうか。

 タイトル平均何文字だこれ??

 ……15作品中、2作品以外は20文字以上? で、スタンダードなタイトルは1作品? え?

 中間先行結果を見に行っただけでも、おおう、となりました。今の流行りだから仕方ないとしても、「編集部様が」選んだ作品が含まれていてもこれなのかー、と思います。

 売れる作品を発掘しないといけないのは仕方のないことですが、それを素晴らしい作品ですよ!、と世に送り出すのも編集部の仕事なのでは、と思います。もちろん選ばれたものが駄作だ、と言っているわけではありません。私は食わず嫌いで、長々タイトルチーレム作品に辟易としているだけです。

 また私の憧れとして、書籍に「タイトル」! 「静かに語るカバーイラスト!」というものがあるので、ベリーローングタイトゥで埋め尽くされた書籍を見たくない、というのもあります。

 また、募集要項が「最新の流行を取り入れた~」等あるため、こうならざるをえないのかなぁと思います。


 それにしても、なんだろうなぁ、流行って。

 読み書き計算くらいできるのが一般能力レベルである日本人。その大半がこういったものを求めてるのかなぁ、と。あくまでも、カクヨムという、web小説という閉じられた世界の中での話に過ぎませんが、少し残念な気持ちも。

 執筆者の筆から語られる物語は、やはり登場人物たちの物語であってほしいです。そこには余計なネタはいらないかなぁ、と私の求める物語像が語ります。


 では締めに……

 落選だろうがなんだろうが、胸を張って世に送り出した物語たちも、作者にも、幸あれ!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る