[日記]第225 話 コースの前菜とつまみ食い

 どんな作品でも、初めを開いてみる、というのはどんな人もすることでしょう。現に、歩けるだけのGW編二日目だけ60PVにいきそうな勢いなんですよね。

 では他はというと、ちらほらとPVがある程度。本雑記は連番、前後編ものでない限りは連続性がないのでつまみ食いでもなんの問題もないんですよね。

 はじめの一話で心をつかむ必要がある、とはよく言ったものですね。

 しかし、見ず知らずの相手が、作品に何を求めているのか。私個人の製作欲は、単に景色を描きたいということだけなので、お目に叶うのか、運命の巡り合わせ状態なんですよね。


 では物語性のないこの雑記のPVを伸ばすためにはどうしましょうか? 正直、戦略としてはビュッフェ感覚で美味しそうなものを摘まんでくださいとしか言いようがありませんよね。あるいは、すべての話が独立している短編集とかも。

 文章の質で勝負しようにも、SSがあったりなかったり、視点は一人称もあればそうでもないものと。バラバラである以上、どうしようもないです。

 こう思ってしまうのはどうでしょうか。PVは需要ではなく飾り。私は観客に発信しているのではなく、誰かになりきっているわけでもない。話という舞台に立ち、誰に届かぬとも分からぬテープに吹き込んでいるのだと。

 しかし注目を集めたがるのが世の常、人の本能。私は冷めている方だとは思うのですがね。


 一連の長編ではいかがでしょうか?

 手前から読まないと、フルコースは前菜からデザートまでいただかないと、最終的に面白いかどうかは分かりません。しかしこれもまた、前菜でお腹一杯になることも日常茶飯事であることでしょう。

 どうしたら席を立たず、次を口にしていただけるのか。書いている人の永久の課題でしょうか。

 伸びないだろうなと思っていた妖魔にお気に入りをつけていただいて、嬉しいながらも、日々続いている続きを見ていただきたい。

 そんなこんなを考えても、誰かが誰かの好みに口出しすることはできませんので、じっくりと待ちながら腕を磨くしかありませんよね。


 流行りに乗るのも技術ですが、書けるかどうかも、また別のお話…。

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