[創作論]手段は多い方がよい。武器は多くても困る
今回の決戦では何を持つべきか。
もちろん移動式砲台の弾は持ち運ぶことになるし、兵の食料や、壊れた場合の武器は必須。そこに私の武器コレクションを混ぜるのは、あまりにも愚かなことだろう。
剣、槍、鎚、戦棒、棍棒…もちろん愛用の剣は携帯しているが、これを失うのは心もとない。大した軍勢ではないからこそ、痛めるわけにはいかない。
ああ、そうだ。私が持ち運べばいいのか。それで状況によって使い分けられれば。これは名案だ。私の実力が発揮され、かつ誰の負担になることもない。
よし、この手で行こう。
◆◆◆◆
この後、前線に出ることで有名なこの将が先に倒れ、軍は全滅したという…。
状況で武器を選ぶって某SRPGか!
戦いにおいて、勝つ・生き残るために取れる手段というのは多いにこしたことはないですが、状況によって実践できることは限られます。
一方、個人の握る武器というのは、多すぎた場合、手段は増えてもとれることは限られるわけですから、逆に不利になってしまうわけです。荷物が多いとか、持つ武器の取り回しが変わってしまうとかそれにより顕になる隙を衝かれるとか。
それならば、前線の維持・押上がメインとなる白兵は、各々の実力に合ったものと、いざというときの短剣程度を備えるべきなんでしょうね。
万能すぎる白兵は無能な白兵と一緒なのでは…と思っただけです。あらゆる手段がとれることと、最善の手段を選ぶことは違う、というわけですね。
何がとは言いませんが何でもできるチート主人公ほど最善策は講じれないと。
市場のギルには「大抵の武器はおおよそ扱える」という設定が存在するのですが(備忘録参照)、進軍先によって獲物を変えるという想定ではあります。
傭兵時代にはでっかい剣を振り回していましたが、英雄という称号と大怪我を得て以降は短剣と体術で乗り切っていました。彼は魔法は使えないということでバランスをとってるつもりです。
多武器といえばフェリもそうですね。重さ-10つけてるから…とかそういうわけではなく、得物を扱うときは常に一本のみというやり方で、両手に握るときは片方を盾にしたりしています(武器で)。
彼女の教育者は何者なんでしょうか…そこらは用意してないんですよねぇ…。エピソードエンディングまでに考えておきましょうか。
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