[創作論]TheNameIsNotMine
今回は固有名詞ではなく、種族名について。
獣人に分類した人物を、狼コボルト牛猫犬ワーウルフなどにさらに分けるとかが代表例でしょうか。
作品によってはその分けたものに対し、名称を定めたりすることも多いでしょう。
ああ、敵軍を一纏めにして呼ぶパターンもありますが、それは置いておいて。
さて、この種族名を決める、ということ。頭を抱えるほど悩むものでは無い、と考えています。持論ではありますが、下手に呼称を決めても読者は覚えてないことが多いのでは、と。
(有名どころはイメージと共に定着しているため、読者と物語を結びつけるのに一役買っているでしょうけど)
むしろ、文字としてではなく、図形として認識して、物語にこういう存在が現れた、とイメージするのではないでしょうか。
私の書いているものは、多種族が登場こそしますが、特殊な呼称は用意していません。忘れるので。
市場だと、色だとか生息域によって名付けてます。そこに、体格の特徴を補足する、という形ですね。
作中、狐がタマモとテラーが登場しますが、狐という獣で一括にしつつ、立脚類か四脚類か、といった感じに。
「それは私の名前ではない。おまえたちがつけた我らへの俗称だ」
先日の獣人だとかの話にも繋がりそうなお話ですが、それはおいておきましょう。
外見が異なる複数種類の生物が、まるで群れのように当たり前生活を共にしているのも、どこか不自然に感じてしまうラクリエードでした。
(けどその仲の良さとかも萌えるポイントなんですけどね)
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