恩には恩で還す。
ディーオとひとつになってからは、
侠気のスキルが急上昇なタケルくん。
これで益々パルメニさんが、
ほれちゃったんですよね。
作者からの返信
須藤 恭也様、いつもコメントありがとうございます、Ginranです!
虎の威をかる、ではありませんが、今まで彼の中にあったとしても、気弱なせいで出せなかった素の自分が、圧倒的な力を手に入れたことで、素直に出せるようになった、ということだと思います。
なんというか弱いからおどおどビクビクするわけであって、他の冒険者に対する見方や、町の門のところに守衛に対しても、最初は礼儀正しく会釈をしていたのにも関わらず、力を得てからは無視しちゃってるんですよね。
いちいちそんなことしてる暇がないというのもそうだし、もし「おい待てよ」なんて絡まれたとしても、絶対なんとかできるという安心感も影響しているのではないでしょうか。
パルメニさんからすればもう絶対忘れられない相手になってしまったわけですが、このあと領主殺しの下手人になっちゃいますからねタケルくん。そんな彼を探す旅にパルメニさんは出て、その後紆余曲折を経てアズズと出会うわけですねー。
さ、再会が遠い……^^;
編集済
パルメニって、仮面のアズズと一緒に芽依を襲った女の事?
でも、この時点では、芽依ちゃんどころか誰とも戦う事すら出来ない位強くない感じがするんだけど・・・?( ゚Д゚)
作者からの返信
@bunsainashi-yomisen様、毎度コメントありがとうございます、Ginranです!
イエッサー、そのパルメニさんです。芽依ちゃんと戦ったヒトです。この時点では全然弱い普通のヒト種族ですが、後にタケルくんを探して旅に出て、そこでアズズと出会う感じです。
アズズは自分では身動きが取れない状態で、パルメニさんも変な男に旅の途中から絡まれて重症を負ったりします。そんな二人が出会ったとき、限定的とはいえ根源貴族の力をその身に宿すスーパーパルメニが誕生します。
でも再会は大分あとになってしまいます。
この後、もうひとりヒロイン候補の獣人種、アイティアという黒猫の女のコが出てきます。タケルくんがその子を救出に向かった先で偶然敵として再会することになるのですが……。ほんとかなり先ですね。
パルメニさんはこの「貴女に花束を…」の別れ方が私の中でも印象的で、絶対あとでまた出そうと考えていたのですが、地球を救ったあとのタケルくんだと、ただの人間として再会してもなんにも面白みもないなと思いました。
ちょうどタケルくんがディーオの領地を侵略者から取り戻し、新たな領主として民衆に認められて王様になるというシリーズの続きで、魔族種領の他の魔族種たちをいくつか出したいと思ったときに、実はかつて別れていたパルメニさんが魔族種の力を宿した剣客としてタケルくんと敵として再会するエピソードを思いつきました。
その時はパルメニさんも顔の半分を仮面で隠し、残りの半分は前髪に隠れて顔の判別が不能。タケルくんも自分専用の鎧をつけていてフルフェイスで顔の判別が不能と、お互いを認知しないまま、ただ龍神族の王と鬼戒族の王同士が戦っていて、最後に「うそ、パルメニさん!?」「タケルさん、やっと会えた!」みたいな感じになりましたw